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園のこだわり

残りわずか…

2021/02/24

年長のお友だちもあと少しでこの保育園を卒園します。その前に1年間一緒に過ごしてきた34歳児のお友だちとは3月でお部屋が離れてしまいます。(3月から新しいクラスへ移行するため、年長児のみで過ごします。)

そんなことを子どもたちなりに感じているかのような姿が見られました。

 

給食前の自由遊びの時間。おままごとで3歳児の女の子が2人であそんでいました。すると、5歳児のAくんが「先生、あの2人まだあそんでるよ!片付ける?」というので、「お手伝いしてくれるの?」と聞くと張り切って「うん!」と向かっていきました。するとAくんは「もうすぐお兄さんいなくなっちゃうんだからね!お手伝いできなくなっちゃうから!」「こうやるんだよ!」「聞いてる!?」と片付けを手伝いながら言うのです。年中の時は年長の男の子について回っていたのに…と思うと感慨深く感じます。最近このような姿や言葉を目にすることが増えてきました。

保育士がぼそっと「卒園しちゃうのさびしいなぁ。」というと「大丈夫!あそびにくるから!」「Bちゃんと一緒に行けるもんね!」と友だちと小学校に行くことを楽しみにしている様子だったり、食事中に「Cくん何小学校いくの?」「ぼく○○小学校なんだー!」と言う会話が繰り広げられたり、とてもわくわくしている様子が伝わってきます。

 年長の自覚を感じるとともに、子どもたちなりに小学校への楽しみな気持ちが普段の姿に表れているなぁと感じました。その姿から成長を感じ、嬉しさ反面寂しさもあります。改めて残り少ない子どもたちと過ごせる11日を大切に過ごしていこうと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

保育士H.M

大切な宝物!

2021/02/19

先月の節分に引き続き、おひなさまの制作もつぼみ組(2歳児クラス)では制作を作るだけではなく“作って遊ぼう!”という活動にしました!

節分の時にはお面と升を作り、すぐにお面をかぶって壁に貼ってある鬼の絵をめがけて「鬼は~外!福は~内!」と豆まき遊びを行いました。

おひなさま制作ではお雛様とお内裏様の顔を描き、絵の具やシール、マジックで素敵な洋服を着せたら完成!今回は段ボールで作った舞台の上に立たせ、「よーい!どん!」の合図で一生懸命段ボールをトントントントン叩きます。これは、トントン相撲ならぬ、トントンお雛様!(笑)子ども達は自分で作ったお雛様・お内裏様を箱の上に乗せ、一生懸命トントンしています。倒れてしまうと「きゃ~!倒れちゃったよ~!」と大興奮の子もいれば「悔しいよ~涙」と悔しい様子の子もいました。

そして、製作が大好きなAちゃん!顔を描くときも洋服を描いている時も<うれしいひなまつり>の曲が流れていると口ずさみながらとっても楽しそうに参加していました。自分のおひな様が完成しお友達とトントンしていると…お雛様が段ボールから落下してしまったのです。「あーっ…」と少し弱い声を出しながらすぐに拾い少しの間見つめていました。

きっとAちゃんにとってはとんとんお雛様に負けてしまった事よりも大事なお雛様が落下してしまった事の方が衝撃的だったのかもしれません。自分だけのたった1つのお雛様とお内裏様。本当に1つ1つが全く違った可愛い作品になりました!そして一生懸命作ったからこそ大事に、特別に想う気持ちも少しずつ育まれてきているように感じました。3月3日のひなまつりの日にお持ち帰り予定です。是非お家でもトントンお雛様で遊んでみて頂けたらと思います!

保育士 N・S

 

小さなお母さん

2021/02/17

一歳児クラスでは少しずつ周りのお友だちとあそぶ姿も増えてきて、一緒の玩具で遊んだりお友だちとのやり取りを楽しむ姿を見かけます。

そんなある日のこと。

おままごとコーナーでぬいぐるみを寝かせてトントンしたり、おままごとの食材を食べさせてあげている姿がありました。

人形のお世話をしているのかな、とその時はそう思いその場所を離れました。

 

暫くして戻ってみると、今度はぬいぐるみの寝ていた場所にお友だちが寝ていて、そこにお布団を掛けてあげている姿が。

あれ?と思い暫く見ていると、二人の女の子が横になっている男の子に布団を掛けてトントンしてあげていました。

更に男の子のおでこに、おままごとの食材(冷えピタの代わり?)を乗せてあげています。男の子も特に嫌がる事無く受け入れています。

 

男の子に「だいじょうぶ?」と声を掛けたり、ストローの代わりかホースの玩具を使って飲み物を飲ませようとする姿もありました。

子ども自身が熱を出した時に、してもらったことを覚えていたのでしょうか。

保育士は特に何も教えていないのに自分で考えて、頭に貼る冷えピタを本来おままごとの食材である物で代用したり、お友だち同士で一緒に同じごっこ遊びをしている姿に成長を感じた出来事でした。

保育士 A・N

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