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園のこだわり

どうやったらかけるかな?

2024/12/12

345歳クラスでは、おえかきを楽しむ姿が多く見られます。小さい頃は何も考えず自由に描くことを楽しんでいましたが、今は上手に描きたいとの思いやこれを描きたいという思いもでてきました。その中で描きたいと思ったものを頭の中に浮かべ、自分なりに形にしていくことができる子もいれば、どうやって描けば描けるのか?と悩んで描けなくなってしまう子もいます。
一回描いてみては、納得がいかず消しゴムで消してまた描いてみたり、悩み過ぎてしまい鉛筆を持ったまま時間が経過してしまっていたり、自分では難しいのでお友だちに描いてもらう子など様々な姿がありました。
本来は子どもたち自身が描きたいものを自由に描いて楽しんで欲しいと思い、描き方などは特に知らせていませんが、絵を描いてみたいけど、どうやって描けばいいのか分からない姿が長い期間続いていた為、描き始めのヒントになるように子どもたちの好きなキャラクターの描き方を出してみました。


出してみると、嬉しそうに手に取りジッと見ている子、見ながら少しずつ真似をして描いてみる子がいました。

真似をして描いていくうちに、顔の輪郭はこんな風に描けば描けるんだ!髪の毛はこうやって描くんだ!と描きながら発見していく姿が見られました。いつもは自信が持てず、絵を描いている途中で友だちや先生に見られないように手で隠していた子も、「見てみて顔描けたよ〜」など描きながら他のお友だちに見せる姿や描いていて楽しそうに笑顔になってくる姿が増えてきました。

何度も描いていくうちに自信にも繋がり、今では何も見ないで自分なりに考えて描くことを楽しんでいます。

お友だちと色々な物語を作りながら描いたり、個々に描きたいものを描いたりこれからも色々な絵を楽しんで描いて欲しいです。

保育士 M.Y

子どもがはまる、オノマトペ

2024/11/29

オノマトペだけで、子どもってこんなに楽しんで遊べるのだなと実感したことが最近続けてありました。オノマトペとは、音や声を表す擬音語と、物や人の様子を表す擬態語を総称した外来語だと、先日ラジオで特集していたのを聞いて知った次第です。漫画には絵の中に文字でよく書かれていますよね。
一時保育のJちゃん(2歳)が一時保育室にいた時のことです。
園のインターフォンの音が鳴り、Jちゃんはオヤッと反応します。
私「お客さんが来たのかなあ。お家のピンポーンとはちょっと違う感じだね。ピロリン!」
すると、電話の内線が鳴りました。その音はインターフォンと同じ鳴り方で、テンポが早い感じでした。Jちゃんは新たな音にまたハッとします。
私「また鳴ったね!ピロリン、ピロリン!」
J「ピロリン、ピロリン(笑)」「ピロリン、ピロリン(笑)」「ピロリン、ピロリン(笑)」・・・
止まらなくなってしまい、どうしようと思いました。お昼寝の時間になるからと、Jちゃんを静めました。
もう1つは、ひよこ組で遊びを見ていた時のことです。女児が、プラスチックのボールがつぶれてしまったと、私とRくんのいた所に持ってきました。
私は遊び心を交えて気合いを表現し、「オリャー!」と言いながら、ボールを元の形に戻そうとしました。女児も真似して直そうとします。するとRくんはボールが欲しくて取ろうとしました。女児と取り合いになりそうだったので、私はとっさに「1、2、3…」と数をゆっくり唱え始めました。Rくんは手を引っ込め、「10」で女児はスッとRくんにボールを渡しました(これにもびっくり!)。
R「オリャー(笑)」「オリャー(笑)」「オリャー(笑)」「オリャー(笑)」・・・
またもや止まらなくなってしまい、もうお昼寝し始めた子がいるからと静めました。
そういえば、今年ヒットした曲『Bling-Bang-Bang-Born』は多くの園児がよく口ずさんでいましたが、あれはリズムに乗せたオノマトペでしょう。乳児の絵本にもオノマトペがたくさん!『つん こん ぱっ』『もこもこ』『だるまさんが(シリーズ)』など人気です。子どもから大人まで魅了されるオノマトペ。言葉の表現や響きって、不思議と面白いですね!
保育士N.W.

写真のオノマトペ「びろーん」

遊びを通して体幹筋を鍛えて良い姿勢

2024/11/22

近年パソコンや、スマホ、ゲームの普及や生活習慣の変化に伴い子どもの姿勢が良くないと主に小学生くらいから話題に多くあがります。乳幼児期から普段の遊びを通して体幹筋を鍛え、良い姿勢を保てるようにしてはいかがでしょうか?
例えば 園での遊びとしてかくれんぼをよくしますが、「もーいいかい?」「まーだだよ」と大声を出すことによって腹筋と呼吸筋を活性化させる働きがあります。またじっと隠れているために身体を安定化する能力(体幹の固定)も身に付きます。
登り棒では、上肢と下肢の協調性のある活動によって体幹の固定性が向上します。すべり台では重心活動に伴う体幹の固定、加速度への順応等があります。身近な遊びをとしてたくさんの筋肉を使いますが、どの遊びにも「腹筋・背筋」を使います。この二つを総称して「体幹筋」と呼びますが、この体幹筋を働かせることにより「良い姿勢を保持する事」に繋がります。
子どもたちが、元気に遊んでいる姿を見る度に自然に体幹筋が鍛えられていると思うと嬉しくなります。ただ大人が、良い姿勢の見本を見せてあげるのも大事です。私も鏡に映る猫背の自分を見て改めて背筋を伸ばし、あごを引き良い姿勢を保てるように気を付けなければならないと思いました。

看護師K・Y

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