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園のこだわり

幼児になると

2022/07/13

幼児クラスになると、平仮名や数字を教えた方が良いのかな?どうやって教えよう?まだ書けないけど大丈夫?という文字についての悩みを保護者の方からよくお聞きします。

保育園では”教える”ということはしていないのですが、普段の生活の中で目に入るような環境にしています。例えの一つとして、カルタや絵合わせ、平仮名のマグネットやブロック、平仮名が書いてあるドミノ倒しなど…文字が書いてある玩具を常にあそべるように設定されています。そうすると、玩具であそぶ中で自然と興味を持ち始め、次第に文字を読もうとしたり、あいうえお表を見ながら文字を真似て書いてみる姿が増えてきます。さらに文字を書く楽しさに気づくと、お友だちやお母さんお父さん、保育士などにお手紙を書きたい!という姿も増えます。うまく書けなくても、保育士の字をなぞっていくうちに書けるようになっていく子もいます。

また、この間は平仮名表が貼ってあるところにお友だち同士で座って、「これが…『あ』だよ」「次は…これ!」と3歳児の子の名前を5歳児の子が教えていました。そのあと「ぼくはどれー?」と他の3歳児の子も興味を持って来て、指差した文字があたると「正解!すごーい!」と拍手したり、3人で平仮名を指差しながらやりとりをしていました。異年齢で過ごしているからこそ、分かる子が教えることができる環境になっているので、子どもたちも楽しみながら身につけていっています!

 

ご家庭でもお子さんが興味を持ったときに、あそびながら楽しく覚えられると良いですね♪
保育士 H・M

自然の中で体験、体感すること

2022/07/06

五感を育てる。ネットで調べると、五感(ごかん)とは、動物やヒトが外界を感知するための多種類の感覚機能のうち、古来の分類による5種類、すなわち視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚をさす。この伝統的な分類を前提として、人間の感覚全体を指すために「五感」という表現が用いられる場合もある(「五感を鋭くする」など):Wikipedia参照
保育園の園庭には、四季折々に植物の実や花、そして、昆虫など生き物が現れます。
毎年同じように実をつける食べ物も、興味がないと通り過ぎ、興味があると目に留まります。
子どもたちが通る通路にプラムがたくさん実りました。子どもたちの目線からは、見えない高さなのですが、保育士が知らせると青く小さい実が赤く大きくなっていく様を毎日観察し、食べれるのか?など、不思議と身を乗り出してみています。
実を付けたのは、プラムだけではなく、梅の実がたくさんなり、保育士が梅の実をつけたシロップを室内の子どもの目に留まる場所に置き、毎日毎日梅の実が瓶の中で小さくなり、シロップの量が増えていることにニコニコとお友だちと井戸端会議をし、飲めることを楽しみに待っている様子がありました。
保育園で生活をする中で、運動会や生活発表会などイベントに向けた練習に以前は時間を注いでいましたが、このところは、生活から得る体験の知識をお友だちとどのように分かち合い、お互いに思いやり、尊重し協力し合える時間の活用になりつつあります。
梅のシロップを自分だけ飲んでしまうのか・・・どのような味があるのか・・昨年体験したことを今年はまたどのように変わっていくのか・・
毎年同じことがあるのですが、ある人が「生きることは変わること」と言っていたことを思い出しました。

副園長

光る電車!!

2022/06/29

電車や制作が大好きなさくらぐみのIくん!毎日のように電車作りをしては、お友だちと電車の話をしたりして楽しんでいました。その日も、いつものように制作遊びを楽しんでいると、、、、。他のお部屋を暗くして映画館ごっこをしていました。するとその様子を見ていたIくんは「電車がもっとたのしいんじゃないか?」と言いました。それを聞いてた保育士がIくんと話をしてライトを用意することになりました。

 

翌日、Iくんはさっそく制作遊びを始めました。いつものように電車を作ってライトを点けるがあまり光らずどうしたらもっと光るか考え始めました。すると、窓を切りぬき始め保育士に「カラーポリ袋がほしい」と言ってきました。その場でカラーポリ袋を渡すと切り抜いた窓の部分にカラーポリ袋をを貼り付けました。今度は上手くいったかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見事に電車に光が灯りました!暗いトンネルを明るく走る電車が完成しました。

他のお友だちが映画館ごっこで部屋を暗くしたことからライトを使ったり、カラーポリ袋を使ったりと自分で考えイメージして作る姿に“すごいな”と思いました。

追記

後日、本人にどうして光る電車をつくろうと思ったのか聞いてみたら、お家でYouTubuを見ていた時にプラレールを光らせる実験動画をみてインスピレーションを得たそうです。

 

 

 

 

 

 

 

I.K

 

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