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園のこだわり

いっしょに…

2022/10/05

4月の入園から半年が経とうとしています。保育士からしてみればあっという間。子どもたちにとっては実りある半年だったのではないでしょうか。

入園当初は泣いて保護者の方と離れることを拒んでいた子どもたちですが、最近では、「おいでー」とお友だちを迎え入れてくれたり、「〇〇ちゃんきたね」とお友だちの登園を喜ぶ姿が見られるようになってきました。

そんな1歳児クラスでのある日、Aくんが保育士の元へ「これよむー」と絵本を持ってくる場面がありました。しばらく2人で絵本を見ていましたが、そこにBちゃんもやって来て、Aくんの隣へ静かに座り、絵本へと手を伸ばす姿が。“自分のもの”と言う概念がわかってきたり”お友だちのものがほしい”とお友だちに関心を持ったからこそ芽生えた気持ちを知って来た子どもたち。取られまいとトラブルになってしまうかな…?と感じていた保育士でしたが、Aくんからは「いっしょにみよ?」と言う言葉が。その後、2人で絵本を覗き込んでいました。

お友だちと一緒に過ごす中で、楽しい、悔しい、悲しい、嬉しいとたくさんの感情に触れ始める時期。そのため毎日のように気持ちをぶつけ合う場面もありますが、徐々に空間だけでなく、物を共有する経験もしているようです。”一緒”が楽しい、面白いと感じてくれるようになるのが楽しみですね!

保育士M.H

食事は楽しく!

2022/09/30

先日、江戸川区が主催した乳児保育の研修を受けてきました。そこで、食事の介助についての話がありました。嫌いなものを無理に食べても何の栄養にもならず、「おいしい!」と感じると成長ホルモンが分泌されるのだそうです。

私が担当する一時保育は7ヶ月以上の子が利用できるので、離乳食の子から大人と同じものを食べる子までと幅があります。離乳食やまだ食べていない食材がある子には、子どものスプーンとは別に保育士が介助するための介助スプーンが付いてきます。研修で感じたのは、介助し過ぎないように見守ろうということ。まだお話のできない小さい子も、食事の進み具合、仕草や表情で、「もっと欲しいんだ」「もう要らないんだ」と表していますよね。

 

一時保育を利用したいと面談にいらしたお母さん。「うちの子は少食で、大人からしか食べないんです。」そのお子さん(2歳)の初めての給食。目の前に給食が置かれても、やはり自分からは食べ出しません。スプーンの使い方が分からないのだろうか?私はAちゃんの手に自分の手を添えてスプーンで口に運びました。2口目からは私の手を離しました。すると、自分でスプーンですくって食べ、その後も私が手出しせずに食べたのです!お迎えにいらした保護者に自分で食べたことを報告すると、驚かれていました。もしかすると、お家では甘えもあってやってほしいのかもしれないですね。

園の給食を楽しみにしている子も。「ご飯ができたみたいだけど、食べる?」と聞くと、「食べる!」とすぐさま支度をし、椅子に座って待っています。苦手で食べられないものがあっても強要せず、好きなものをおいしく食べ、楽しい時間にしてほしい。

「おいしい!おかわり!」子どもの笑顔が一番です!

保育士 N.W

いっぱい食べたよ!

2022/09/21

9月10日の十五夜を前倒しで、9日のおやつに「芋ぜんざい」を提供しました。

ですが、子ども達は小豆があまり好きではないようです。それは保育士さんから聞いたり、実際に給食室に残ってくる量を見て、何となく感じてはいたのですが甘いのになぜ苦手なのか分かりませんでした。

今回は、おやつの提供する前に、子ども達の前で小豆を煮るという食育をやってみました。小豆はなんなのか、どうして柔らかくなるのか、どうして甘いのかを子ども達に問いかけながらやっていくと、たくさんの答えが返ってきました。

「小豆って知ってる?」という問い掛けには、「あずきバー」「あんぱん」など子供たちが普段よく食べているものを答えてくれました。

 

実際に、子ども達の前で小豆を煮て、出来上がったものを「味見してみる?」と聞くと、「したい~!」と言う子ども達。

その言葉でも嬉しいなと感じましたが、味見をした後に、「美味しい」「もっと食べたい」という子ども達。

本当に嬉しい言葉でした!!

その後、おやつを食べているところを見に行くと、「見て!いっぱい食べたよ」「Aちゃんいっぱい食べてたよ」と言う子ども達に感動しました。

食育を通して、子ども達の苦手を少しでも無くすことが出来るように、また子ども達の「いっぱい食べたよ!」という言葉を聞けるように頑張っていきたいです。

 

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