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園のこだわり

CREATIVE!!

2022/11/16

1歳児クラスの造形活動は、幼児クラスと違って”作品を作る”とういよりも”素材に触れる”ということが主な活動です。お部屋では定期的にクレパスあそびをして”色”を知ったり、クレパスの種類によっても書き心地が異なっていたり、力の入れ具合では濃さも変わったりと、様々な発見がありますね。シールあそびでは大きいものから小さいサイズのものを用意することで子どもたち各々でやりやすいものを選べるようにしています。最近では、”枠”を捉えられるようになってきて、絵が描いてある台紙にキレイに貼ろうととても集中している姿が見られるようになってきました。他にも小麦粉や片栗粉、寒天などの感触を楽しめる素材に触れる経験を経て、子どもたちの頭の中にはいろんな”創造力”が発揮されるであろう材料が蓄積されていることと思います(笑)

つい先日のこと、お部屋で絵の具を使ったフィンガーペインティングを行いました。目的としては今月の七五三の祝いで配布する千歳飴の袋に手形を押すことでしたが、子どもたちにとっては”指絵の具あそび”です。きいろとピンクと水色の絵の具を見るなりキラッキラの目で「やりたーい!」とうったえてきます(笑)みんながみんな豪快にベタベタとするわけではなく、中には汚れてしまうことに少し抵抗があり、指先から始める子もいます。1人ひとりのペースを大切にしたいので、あえて”こうやってやるんだよ”という風な教え込みはしないようにしています。絵の具に触れて数分経つと「冷たいんだ」「ヌルヌルするけど気持ちいい」とお友だちとケラケラ笑いながらお話する声が聞こえてきます。さらに時間が経過すると「おしまいにする」と乾いてくる絵の具に不快感を覚え”手を洗いたい”という子が急増します(笑)それも素直な反応ですよね。そんな中「あれ!むらさき色になった!」とAくんがビックリしながら言いました。それに興味を持ったBちゃんとCくんも近寄ってきて「なんで?」と不思議そう。3人でそこから三色の絵の具を混ぜ合いっこするようにバットと手と紙をいったりきたり!忙しない動きと笑い声に保育士もつられて笑ってしまいますが、お友だちと様々な発見を楽しみ、試行錯誤する姿は頼もしく、可愛らしくて心がほっこりします。新たな気付きがいくつもあるということは本当に素晴らしいことですね。あそびの中からの学びは今後の造形活動に大いに活きていくことと思います。型にはまらず、自分のしたいことや、自分らしい表現というのをいっぱいいっぱいさせてあげたいな、と子どもたちの汚れた顔を見ながら改めて感じました。

 

保育士A,S

お手伝い

2022/11/09

年長児を中心に盛んなお手伝い。

保育士から「手伝ってくれる子いますか?」と声を掛けると、多くの子が「手伝うよ!」と進んで行ってくれます。

年少児は連絡帳を綴じたり、みんなのウォールポケットへ入れてくれたり、

年中児は友だちの片付けの手伝いをしてくれたり、

そして、年長児は保育士の掃除を手伝ってくれたり。

子どもたちは興味を持ったこと

自分にできることは何かを考え

たくさんのお手伝いをしてくれていました。

……してくれていた?過去の話し?

 

そうなのです!それは今までにあった過去の話し!!

 

では今は?

 

 

お手伝いを行わなくなったなんてことはありません。

むしろ、今までお手伝いという経験を重ねてきたこともあり

お手伝いはより行われています。

 

今までは頼まれたから手伝うことが主でしたが、

今では子どもたち自身から

「お手伝いある?」とお手伝いが何かないか聞いてみたり

「これってお手伝いしてもいいの?」と自分から手伝えるものを探す姿が!

 

以上、日々の積み重ねから感じられた子どもの成長でした。

 

保育士Y.S

 

お友だちと一緒にやると楽しいね!

2022/11/02

最近の2歳児クラスの子ども達は遊びの幅が広がり、大好きなプラレールは思い思いの形に繋げられるようになったりブロックでも一生懸命考えて大好きな働く車を作り見立て遊びを楽しむ姿も見られています。また、保育者のように何冊かの絵本を持ってきてお友だちに読み聞かせをしてあげる姿もあります。言葉の使い方も上手になり今まで以上に言葉で自分の気持ちを伝えられる事で思いを伝えあう楽しさも感じているようです。子ども達が登園してからは沢山の楽しいお話が部屋の中で飛び交っていますよ!

そんな中最近では、少し難しい47ピースのパズルもお部屋の中に出ています。やってみようかな?と少し考えて手に取るA君。椅子に座りテーブルで始めますがなかなか進みません。そこへBちゃんが来て「〇〇くんできない?」と心配して優しく声を掛けてくれていました。これ「難しいんだよ~」と2人で会話をしているうちにA君が座っていた椅子にはBちゃんが座り選手交代です!(笑)その後はBちゃんも考えながら1つ1つはめていく様子を見てまた別の子も見に来てくれました。時には子どもたち同士で玩具の取り合いになってしまうなどの姿も見られますが、優しいお友だちが沢山いる保育園では保育者が見守っている中で沢山の子どもたち同士の物語が生まれます。今回のパズルも最初は1人だったのが心配して最後には2人のお友だちが来て一緒に楽しみながら完成することが出来ました!助けてもらったA君は大喜びで完成した事を私たち保育者に教えてくれました。自分が出来るようになった時に今回と同じように他のお友だちに優しく声を掛けて助けてあげられるかな?などとこれからの子ども達の成長が楽しみになります!

保育士N・T

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