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園のこだわり

【Let’s think! ~カラフル玉入れ~】

2024/10/18

園の行事スモールフェスティバルを今月の12日に平井小学校で行いました。

光徳保育園のスモールフェスティバルは、運動面の育ちを遊びを通してどのような育ちが育まれてきたか発表する場です。

年長の団体種目に【Let’s think!】と題して行っているゲームがあります。

この種目は、毎年ゲームの内容は違いますが、ルールがある中でみんなでやってみて、話して、考えて、作って、また挑戦する!という皆で協力しないと越えられない種目です。

年中クラスも今までバルーンを行ってきましたが、今年度から【Let’s think!】に変更しました。

年長さんのようにじっくり話して考えるまではいきませんが、年中クラスは、ルールのあるゲームをみんなで楽しみ、みんなでその思いを共有するというねらいをもって【Let’s think! ~カラフル玉入れ~】と題して行いました

ただの玉入れではなく、ルールは年中2クラスそれぞれで制限時間内に5色の玉を高さの違う5色のかごにそれぞれにたくさん入れていきます。

挑戦する回数は3回 スモールフェスティバル当日は3回目になります。年中クラスの1回目!どのような感じになるかとても楽しみでした

まずは、ルールの説明をして実際にやってみます。

 

ゲーム自体は普段から身に覚えのある玉入れなので、やり方はわかるのですが5色の色に入れないといけなかったり、時間が決まっていたり最初の挑戦はあまり玉が入らないまま、あっという間に終わってしまいました。ただ、2クラスともに色の間違えはなく、色のかごに入ったのは全部同じ色でした!

そこで一度作戦会議です。「どうすればもっとたくさん入れられるか?」と聞いてみると、一つのグループでは「たくさんもってえいっ!てする」や、そこから「ぼくは黄色あつめる」や「わたしはあか」など色の玉を集めてから投げるという意見も出てきました

もう一つのグループは、高いかごが難しかったのに対して「高いかごは背の高い子が投げた方がいいんじゃない?」「そうだね高いかごは○○ちゃんは背が高いから○○ちゃんが投げればいいんじゃない」などその場面でやってみての感じたことがいろいろと出てきました。実際2回目にやってみると、やるのに夢中で、自分なりのやり方になってしまう子もいますが、決めたとおりに色をたくさん集めて投げる子もいて、1回目よりも多く入れることができていました。 一人一人でも取り組み方にこだわりがあり、どのように投げるかちゃんと自分なりに考えているんだなぁと話し合いや挑戦を見て感じました

一つのことをみんなで行いながら、話をするという機会というのは保育園意外ではなかなかできない体験です。その中で、意見を言わなくてもその中の雰囲気を感じたり、おもったことをみんなの前で伝えたり、それをみんなで実際にやってみることで、協力につながったり自分の自信にもつながっていくと感じそのような機会を今後も多く取り入れていきたいと感じました。                  保育士N.H

片付けってなに?

2024/10/11

2歳児クラスでは、玩具で遊んだ後、お部屋が玩具でいっぱいの光景がよく見られます。担任の保育士同士で、『片付け』について話し合うようになりました。

「使った玩具は片付けましょう」 大人がよく言ってしまうセリフですが、子どもにとって片付けとは何だろうか?小学生などは自分の身の周りの事をしっかり出来るようにと、必要なことのようです。ですが、0・1・2歳児の乳児期での片付けは必要なのだろうか?『片付けって何だろう?』を保育士達の中でテーマにし、8月頃から子ども達の観察をしたり、話し合いを繰り返してきました。

その中で、2つのポイントを見つけました。まず1つ目は、『子どもは遊ぶこと』が大事なことです。それなのに、遊びに集中している場面で「片づけよう」と声を掛けるのは違うのではないか?生活の中でも色々な場面があるので、子どもにとっての分かりやすい切り替わりの時に伝えるという事が大事なのではないかという事が話し合いの中で出ました。

もう1つは『片付け』という言葉の意味です。辞書で調べてみました。すると、片付けは、散らばっている物を捨てるという意味もあるそうです。大人が何気なく使っている『片付け』という言葉。そんな言葉をいきなり言われても、子どもは分からないですよね…。そんなことに改めて気付くことが出来ました。

そんあ話し合いから、最近の2歳児クラスでは、「片付け」ではなく「元に戻す」という言葉掛けを行っています。「玩具を元に戻そうね」という言葉を掛けたら、自然と「あ、玩具を戻さなくちゃ!」という子が増えて来ています。それでも「やりたくない!嫌だ!」という子はもちろんいます。そのような場合は、「先生が戻すね。今度一緒にやろうね。」と誘うような言葉掛けをしています。まだ、この言葉掛けは始めたばかりですが、続けていく事で、また違った子どもの姿が見えてくるのではないかと、楽しみにしている部分もあります。

ご家庭でもなかなか片付けが上手くいかなくて困っている方もいらっしゃると思います。そんなときはこのブログをふと思い出して頂き、ちょっとした言葉の掛け方で子ども達のやる気にも変化があるかも…?しれません。

 

 

保育士A・I

夏はお部屋で感触あそび!!!

2024/09/27

9月も終わろうとしています。やっと気温が下がって涼しくなりましたが、今年の夏は実に!暑さが厳しく、少し外を歩こうものならダラダラと汗も止まらず、熱中症対策が欠かせない数ヶ月でしたね。

もちろん保育園の子どもたちも、おそらく、一度もお外であそぶことはできなかったと記憶してますが、今日はそんな中での1歳児クラスが室内で行った、様々な感触あそびをいくつか紹介したいと思います!

 

まずは水風船・氷あそび♪

タライの中へ少量の水と水風船をいくつかいれて、握ったり水の冷たさを感じたり、割れた時の飛沫を楽しんだりとしました。何度目かには凍らせたものも用意し、最初は恐るおそる指でつついていましたが、慣れてくると両手に握りしめて、ニコニコ子どもたち同士で顔を見合わせていました!

 

次に寒天あそび♪

ゼリーのような不思議な感触に、少し驚いている子たちが多かったですが、慣れてくるとコップやスプーンを持ってきてままごとあそびに発展させているような姿も見られました。

 

片栗粉・米粉粘土あそび♪

アレルギーの子がいる関係で小麦粉では無く、今年は米粉を使いました。手にまとわりつく感じを不快に思い、かなり好き嫌いが別れた活動ではありましたが、ムニムニ、ドロドロとした感触に病みつきになっている子もいて、保育士が声をかける最後の最後まで熱中している子がいました!

 

最後に新聞紙あそび♪

紙を思い切り破る、なんて経験は子どもたちにも新鮮だったようで、どの子も指先を上手に使って素材を堪能していました。中には細長い新聞紙を首に巻いてネックレスのようにしたり、ぎゅぎゅっと丸くしたのをボールに見立てて投げてあそんだり、あそびの展開もどんどんと広がっていきました。

 

時折玄関の方を指差して“お外行きたいよー‼︎”とアピールしている日もありましたが、室内でも十分に楽しめるようなあそびを考え、準備し、提供していくことで、戸外に行けなくても子どもたちにとっていろいろな体験ができた夏になったかな、なっていたらいいな、と思います(笑)

そして秋は自然物が豊富になる季節!たくさんお外へ行って、子どもたちといろいろな発見を楽しんでいきながら、元気に冬を迎えていきたいと思います!

 

 

保育士 A.S

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