来年度から年少組になる2歳児クラスの子ども達は、3月から幼児クラスにて年中て・年長組のお兄さんお姉さんと一緒に生活しています。
新しい環境になり、上履きや身支度の方法など新しく変わったことも多くあります。そんな中で、お布団を自分で畳もうとしたり、食事や園庭に行く際の準備など保育士の声掛けをよく聞きながら、1人で出来ることが増え、少しずつ成長が見られています。今までできなかったことが一人でできるようになると子どもたちは「見て!できたよ!」と喜び、嬉しそうに教えてくれます。1人でやることが難しい時には「手伝ってー」「これむずかしいよ」と助けを求める姿も見られます。そのような時には年中・年長組の子ども達が困っていることに気付き、積極的にお手伝いをしてくれます。
また、初めて見る玩具もたくさんあり、遊び方が分からない時があります。どうやって遊ぶか困っている年少組の子に気付くと「これはこうやって遊ぶんだよ」「一緒にやる?」などと優しく声を掛けてくれます。そういった遊びを通して年中・年長組の子どもたちとの関わる姿も増えてきています。
幼児クラスに移行したばかりの時は、新しい環境で不安や戸惑いの気持ちが見られることもありました。ですが、今ではお兄さんお姉さんと一緒に過ごす中で安心している表情も増えてきました。これからも新しく変わることが出てくるかと思います。少しづつ新しい環境に慣れ、お兄さんお姉さんに助けてもらいながら、さらに1人でできることが増えていくと思うとこれからの成長が楽しみです。
保育士T ・S