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園のこだわり

5年間の成長を感じて

2023/03/29

私事ですが、この保育園に勤めて丸5年が経とうとしています。今年卒園する年長の子どもたちは、私が1.2年目に受け持った子ども達でした。3月はそんな年長の子ども達がとても成長したなと感じた月になりました。

3月は移行期間で、0歳児は新しいお友達が来るまでは12人で過ごしてちょっぴり寂しい様子。ですが、年長のお兄さんお姉さんがお昼ご飯や、午睡の時間帯にやって来ます。今年はコロナ感染もあり、今まで実施していた上のクラスからのお手伝い保育がありませんでした。
月初めの方は、0歳児の子ども達も年長児が来て、"なんだ、なんだ?"とチラチラ見ていました。逆に年長児も「赤ちゃんいるね!」「ご飯食べてるの?」「これから寝るの?」と興味津々。お互いなんだか気になる様子です。年長児に「赤ちゃんのお部屋入ってもいいよ」と声を掛けますが、恥ずかしいのか「行かない」という返答が多かったです。ですが、1ヶ月同じ部屋で顔を合わせる事で年長児の方から「お部屋入ってもいい?オムツ変えてもいい?」と徐々に関わりが増えていきました。
今ではいろいろなお手伝いをやりたい!やりたい!と順番待ち状態です(笑)0歳児の子達もお兄さん、お姉さんと遊んでもらえたりするのがとても嬉しいようで、指差しをして一緒に居たい事をアピールしてきてくれます。

何年か前はあんなに小さく、自分の事が精一杯だった年長の子ども達。知らない間に、お友達や小さなお友達の事まで気にかけて、お世話をしてくれるまでに成長していました。初めて受け持った子ども達が卒園するのはとても寂しく思います。小学校へ進学する話や、保育園楽しかった!と色々な話もしてくれます。この1ヶ月成長した子ども達の姿を見てとても頼もしく思えました。5年間同じ職場に勤めて、寂しくもありますが、こんなに子ども達が成長したこと、小学校へ送り出せる事にとても喜びを感じます。私も、これからも立派な保育士になれるように頑張ろうと改めて決意をしました。みんな頑張ってね!応援しています!

保育士A・Ⅰ

 

 

成長を感じた食育

2023/03/22

この一年たくさんの食育を子どもたちと一緒にやりました。
最初は食にあまり興味がなかった子どもたちも多かったのですが、食育を一緒に体験していく事で「なんでこんな色なの?」という疑問が出てきたり、

「今日食べた焼きそばが今までで一番美味しい!」と言ってくれたり、少しかもしれませんが食への興味が出てきているのではないかなと思います。

スープを自分たちで作るという食育をやったとき、ある子が「お家でも野菜を切ったり、洗ったりしてるよ!」と言うと「僕も!」「私も!」という声が聞こえてきました。

また、キャベツをちぎる食育では、赤ちゃんたちも食べるからと保育士さんが言うと「その子たちも食べれるように小さくした方がいいよね!」と小さめにちぎって給食室まで持ってきてくれました。

お家でもお手伝いをしていたり、自分たちで考えていたりとみんな成長をしているんだなと食育を通して感じました。

保育士さんに比べると子どもたちに関わる機会が少ないので、食育で子どもたちと関わっていく中で成長を感じられて嬉しかったです。

来年度も、またたくさんの食育で子どもたちと関わり、子どもたちの成長を感じたいなと思います。

栄養士 U.N

コロナを乗り越えて

2023/03/17

「桜の開花宣言がされました」のニュースを見て、もうそんな時期か、とあっという間に過ぎていったこの1年を少し振り返ってみたいと思います。

昨年の4月はコロナの影響もまだまだ多く、保育士も子どもたちも、保護者の方たちもどこか不安で、どこか落ち着かないままスタートしたような覚えがあります。

忙しい朝の登園時、入り口では手の消毒をしてから入室、保護者の方の検温、子どもたちは年齢問わず13回の検温、乳児クラスの玩具や扉、手すり、棚のとってなど、手の触れやすいあらゆるものを1日に何度も消毒しました。そして、保育士と上のクラスの子たちは日常的にマスクをしなければならず、本来ならば楽しい楽しい食事の時間は、パーテーションを置いておしゃべりはしないようにというお約束がありました。今思うと、黙食をしなければいけない子どもたちも、それを伝え見守らなければいけなかった保育士たちも、やるせない気持ちがあったと思います。

マスクをしていることへの影響は幼児のクラスだけでなく、実際に着用していない乳児クラス(1歳児クラス)の中でも「先生はお鼻ついてるの?」と見えない保育士の顔を不思議そうに見つめる子、食事の時間では「先生は一緒に食べないの?」と保育士が離れて食べていることへの疑問を抱いている子もいました。

感染を防ぐためとはわかっていても、対策としてやらなければいけない作業ばかりが増えている現実に疲れてしまったり、集団での活動や行事など、できなくなってしまったことをさみしく思ったり、早く元通りの日常が来ることを誰もが願いながらこの数年を過ごしてきたと思います。

私は1歳児クラスの担当なので、口元が見えないことでの乳幼児期の言葉の獲得に影響が出てくるのではないか、ということも心配の一つでした。

ですが様々なことに悩み、少し進んでは立ち止まり、また悩み、そんなことを繰り返しながら乗り越えてきたこの日々は決して無駄じゃなかったと私は思います。こんなことが起こらなければ気付かなかったこと、得られなかったこと、その全てを経験として今後に活かしていくことが何より大切です。

とはいえ、ここまでこれたのは保護者のみなさまのご理解とご協力があってこそ。本当にそれに尽きると思います。ありがとうございました。

さぁ!そしてついにこの春!やっとやっと!やーっと!終息とはいきませんが、コロナが感染症第五類に引き下がり、マスクの着用も緩和され個人の判断となります!子どもたちもお友だちと楽しくおうたをうたったり、おしゃべりしたりしながら食事ができるようになります!

私一個人の意見ですが、嬉しいです。すごく開放された気持ちでほんとにほんとに嬉しいです!早くいろいろなところに旅行に行きたい!海外にも行きたい!なんて企んでしまいます(笑)

今までの日常を取り戻すにはまだ時間はかかるかもしれませんが、焦らず少しずつ今まで以上を目指して、また光徳保育園職員一同、前を向いてフルパワーでがんばってまいります!ご期待ください!

最後に、今年度も残りわずかとなりました。卒園式も無事に終え、331日まで全力で子どもたちと楽しみながら、もう間もなくやってくる来年度もみなさんにとって健康で、笑顔溢れる一年になることを願っています。

 

 

 

 

保育士 A.S

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