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園のこだわり

どんな色が好き?

2023/06/21

先月、5月生まれのお誕生会をクラスで行いました。クレヨンでのお絵描きが大好きなつぼみ組のお友だちの所にクレヨンさんがおめでとうのお祝いをしに遊びに来てくれました!「どんな色が好き~?」の保育士の声掛けに「あか!」「あお!」と元気いっぱい答えてくれる子どもたち!「最後はみ~んな一緒になくなるよ~全部のクレヨン~!」とお歌をうたい目をキラキラさせてクレヨンさんとばいばい~とお別れをしました。それからのつぼみ組のお友だちはと言うと…クレヨンを使う時には「どんな色が好き~?」と口ずさみながらお絵描きをしている子が多くいます!(笑)先日、白い画用紙でお絵描きをしました。みんな自分の好きなクレパスを選びくるくる~と描いたりピーッピーッと伸ばしてみたり…それぞれの子が想い想いにお絵描きを楽しんでいると白いクレパスを手に取ったA君。白い画用紙に白いクレパスをこすらせると何も出てきません。眉間にシワを寄せ、白いクレパスを見つめて再度画用紙にこすらせます。その様子をまわりのお友だちもじっと見つめていました。口を開いたA君…「白いクレヨンは白い紙には描けないね~」と歌のように口ずさんでいました!(笑)周りの子ども達も「描けない~」「描けない~」と一緒に口ずさむ姿が微笑ましかったです。【白いクレパスは白い紙には描けない】私たち大人には当たり前に感じる出来事も子ども達には大きな大発見!1度描いてみた後の表情を今でも忘れません!そして、今度は白いクレパスは何色の紙で描けるのかな?などの発見を一緒に楽しんでいきたいです! 保育士N・T

食べてみる?

2023/06/14

先日、2歳児クラスの子ども達への食育で、その日の給食の「小松菜ともやしのナムル」を目の前で作りました。
もやしを見せて、「これなんだ?」と聞くと、元気に「もやし!」と答えが返ってきました。「この緑のお野菜は小松菜だよ」と言いながら見せると、「こまつな~?」と緑の野菜の不人気さが伺える反応が…
ナムルのドレッシングを砂糖、しょうゆ、ごま油と紹介しながら、混ぜていくと、ごま油の良い香りがお部屋に広がり、「美味しそうな匂いする?」と聞くと「美味しそう!」「食べたい」と声があがります。材料をガラスボールで混ぜて、もちろん小松菜も入ります。子ども達の「がんばーれ!」の声をうけながら仕上げて、まずは私が味見をしました。「美味しい! 食べてみる?」と言うと、子ども達も口々に「食べたーい!」と言って、みんなで試食タイムです。
食べないかなという予想に反して、ほとんどの子が躊躇なくナムルを口に入れてモグモグしています。もっと小松菜を嫌がるかなと思ったのですが、食べてくれました。野菜の嫌いなA君とB君、保育士に誘われてナムルを受け取りましたが、しばらくにらめっこをした後、A君はパクっと食べました。保育士からも「食べた!」と驚きの声があがるほど、一口分のナムルを潔く口にしました。ちょっと嫌そうな顔をしていましたが、ちゃんと食べてくれました。
B君はもやしをずっと口元に持っていっては、匂いを嗅いだり、じっくり観察してみたりしていましたが、私が後片付けをして帰った後で、もやしを食べたそうです。普段の給食では野菜はあまり食べないA君とB君が、前回の食育でも手にした野菜は食べずに私に返してきた二人がちょっとでも食べたことは嬉しかったです。子ども達の成長を実感しました。こうやって少しずつチャレンジをしていき、食べられるものも増えていくのでしょうね。

栄養士 A.S

大きくなーれ!

2023/06/07

暖かくなり、春の自然が顔を出す季節になりました。
子どもたちも園庭で遊ぶ度に、「今日は何がいるかな?」と大好きな虫探しを楽しんでいます。
年長児のA君は保育士と一緒に1度蝶々の卵を探してから、そこから園庭に遊びに行く度に、「先生今日は卵探さないの?」「ここにいるかもしれないよ」と卵探しに夢中です。しかし毎回頑張ってもなかなか卵は見つからず…そんなある日のこと。他の年長児の友だちが保育園に来る時に葉っぱについていた黄色の小さな蝶々の卵を発見!その卵をみんなで育ててみることにしました。

卵から育てたことがないので、本を見ながら「これ何の蝶々の卵なんだろう?」「こっちかな?ん-でもこっちにも似てるしな」「ご飯は何が良いんだろう?お水はいるのかな?」とA君は真剣です。

朝保育園に来て1番に卵が元気か確認し、少し遊んだ後も、おやつを食べ終わった後も、何かした後にはすぐ卵のことが気になり、確認しに虫かごを覗いています。卵が葉っぱの上にいるのを確認すると、「良かった。ちゃんといる」と毎回ホッとした表情に。

 

飼い始めてから数日経ったある日、とうとう卵から小さな幼虫が生まれました。子どもたちが帰った後に生まれたので朝登園し、生まれた話を聞くと、目をまん丸にし「えー!本当に!どこどこ」と驚いた表情と共に、生まれた幼虫を見ながら、「本当に生まれたんだね」嬉しくてたまらないという様な表情もにじませていました。

「この子葉っぱ食べるみたいだよ!毎日葉っぱあげないとね」とより一層育てることに熱が入ったようにも感じました。

生まれてから一週間ほど経ちますが、毎日のように幼虫の姿を確認し、蝶々になるのを今か今かと楽しみにしています。自分たちで育てることを通して子どもたちに命の大切さが伝わればと思います。

蝶々になるまで大切にみんなで育てていこうね。

保育士S.O

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