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園のこだわり

「ぶつかり合い」

2023/11/29

2歳児が生活するつぼみ組は日々元気に遊ぶ姿があります!

最近では話すことが上手になってきて一緒にお話ししながら遊ぶ事が増えています。「こっちおいで!」や「いっしょにあそぼう!」と言う声がいつも聞こえてきます。話せる言葉が増えてきたり「貸して欲しい!」、「様々な気持ちトラブルになるケースも多く見られます。自分の気持ちを言葉にしようとしてくれる子やうまく伝えられず手が出る姿も。そういったことを繰り返して伝え方、話し方を学んでいきます。

この写真はお友だちがバケツの玩具を引いて遊んでいたところに反対の紐を引っ張るお友だちが。「ぼくがつかってた!」、「こっちからひっぱってたの!」と取り合いに。少し見守って保育士が2人の気持ちを受け止めつつ、「どうしたら2人で使えるかな?」と聞いてみると1人の子が「じゅんばんこ、、、」と答えてくれました。「じゃあ〇〇君が使い終わるのを先生と待ってよっか」、「〇〇君も終わったら貸してね」と保育士が言うと待つお友だち。少しするとバケツを「どうぞ」と貸しに来てくれる姿がありました。

これからもたくさんぶつかり合っていきながら成長してくれるよう見守り、保育士の自分も環境を設定していきたいと思っています。

保育士K,S

乳児と幼児の関わり

2023/11/22

保育園では、園庭では幼児クラスから乳児クラスの友だちが一緒の空間で遊んでいます。
その中で幼児クラスの友だちが01歳クラスの友だちの手を引いて一緒に遊ぶ姿なども最近では見られるようになってきました。
ですが、園庭以外での関わりはあまりありませんでした。そこで園庭以外で遊び方を教えてあげたり・色々なお世話をしたりと更に関わりが深められるようにと11月から01歳クラスのお部屋にも遊びに行くようになりました。
そんなある日のことです。
345歳児の友だちにほし組・ひよこ組のクラス(01歳クラス)に行くか話をしていると、近くにいた4歳児のMくんがそれを聞いて「僕も行きたい」となりました。普段は同じクラスの友だちと遊ぶことの方が多く、なかなか園庭でも自分から乳児クラスの友だちとは関わって遊ぶことはありませんでした。
そんなM君ですが、いざ行ってみると始めは普段はあまり行かないクラスなので、いつもと違う場所に緊張した様子。とりあえず近くにある目に入る玩具を1人で触ったりしていました。
そんなM君の近くに1歳児の子が来たのでまずは保育士から「この子車好きなんだって。ブロックで作ってくれないかな?」と提案すると、「うん!良いよ。作ってあげる」と作り始め、「あれ付けると恰好良くなるんだよ」とその子の為に自分なりに考えながら作っていました。また他の子が来ると「この子も車作ってほしいな」という保育士の声に「良いよ!また作ってあげる!」作り始めてくれました。そこから緊張も解け、自分の近くに友だちが来ると「これやりたいの?こうやってやるんだよ」とやって見せたり。友だちが玩具が欲しそうにしていると「今これ繋げて作ってあげるんだ」と保育士が間に入らなくても自分から友だちの様子に気づいて作ってあげていたのです。


普段はなかなか見ることのないお兄さんな一面に保育士も思わず感動してしまいました。
お部屋を出る頃には「すごい楽しかった!また行きたい」と嬉しい言葉が。
ちょっとしたことかもしれませんが、こういったことから様々な関わりが増え、他人の為に何かしようという優しい思いやりの心が育っていくことを願っています。

保育士S・O

 

「はーい」

2023/11/15

給食室の入口すぐにある下処理室。そこでその日に使う野菜の皮をむいたり、傷んだところを取り除いたりと、納品された食材を捌くところです。扉を開けると、1歳児が遊んでいるところから、野菜の処理をしているところが見えます。
保育士が保護者と離れて泣いている子どもを抱っこして「今日の給食は何かなぁ」とお部屋から下処理室の様子を見ていたので、給食職員が「今日の給食は○○だよ」「これはニンジンだよ」と見せました。最初は抱っこされて見ているだけでしたが、最近はたくさんあるニンジンや大きな大根、レンコンなどを見て指をさして「あーあー」とか「あれは何」と興味を持っている様子が見られます。給食職員も子どもに見えるように野菜を持って「レンコンだよ。今日の給食に入っているから食べてね」と声をかけると「はーい!」「レンコーン!」と元気よくお返事をしてくれたり、食材の名前を言えるようになってきました。時には「がんばーれ!」と応援もしてくれます。バナナやりんごといった果物も見つけると、おもちゃのバナナやりんごを見せてくれることもあります。「あれは何だろう!」とキラキラした子ども達の目を見るとなんだか嬉しくなります。
何気ない日常が子どもの食への興味を誘い、食べることが好きになる、好きな食べ物が増えていくことへのきっかけになってくれたら良いなと思います。

栄養士 S.A

 

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