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園のこだわり

伝統と文化

2024/01/05

謹賀新年
2024年1月1日の夕方に石川県能登半島で発生した地震により、犠牲となられた方々ならびにそのご家族にお悔やみを申し上げるとともに、被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。

いまも余震が続くなか、避難先で心細く過ごされている方も多くいらっしゃることと存じます。
みなさまの安全と、一日も早く子どもたちが安心して過ごせる日常が戻ることを職員一同お祈りしております。

伝統と文化
感染症の拡大で中止されていた「獅子舞」が今年1月3日にお寺に来ていただきました。私が幼いころから毎年お正月に家族が集まり、獅子舞に各々の頭を噛んで邪気を食べてもらったり、無病息災を祈るなどの意味があって縁起物であり、一年のはじまりをお祝いします。年齢を重ねた今、私は、獅子舞を行う方々が地域の方で受けついでいくことが大変なことと思うようになりました。若い方々が鳴り物をならし、ベテランの方々の姿を一生懸命に見てつながっていくことを私たちは応援しています。先輩の中には卒園児第1期生から平成生まれの若い卒園児と頑張っている姿を見ると成長する姿を若者の祖父母の姿や言葉を思い浮かべて、微笑ましく心にじんわりと温かさを感じました。
なにが、伝統なのか、そしてなにが文化なのか、伝統は長い歴史の中で受け継がれてきたものであり、文化は人が今の状況よりももっと良くしたいと思って活動すれば新しい文化が生み出されていくとあります。変化しないものとするものとの違いとある辞書にありました。
「かたち」が変わっても、変わらないものを考えていきながら、急激に進むAIに使われないように、使いこなすべく「選択」の智慧を身につける必要性を感じます。
それには、成功と失敗の繰り返し、乳幼児期からたくさんの経験ができるとそれが智慧になるのではないでしょうか。
今年も子どもたちのさらなる成長をワクワクドキドキしながら楽しもうと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
副園長

オムツの性能がうらめしい?!

2023/12/27

個人差はありますが、2歳前後から少しずつトイレ、パンツトレーニングの時期が始まりますね。ですが最近のオムツはとにかく性能が良い!良すぎます!!!数十年前は、保護者の方から「オムツかぶれがひどくて家ではお薬塗っています」「通気性がいいオムツってどこのメーカーなのでしょうか?」などというお話しが多かったのですが、近年は「全然おトイレに行かないんです」「オムツのほうがいいとパンツを履いてくれません」というお声が増えているなぁと感じております。

確かに今のオムツはとてもさらさらしていて、おしっこが出ていても、汗をかいても蒸れたりしてないことがほとんど…。なんていいオムツなんだ!と各オムツメーカー様を絶賛せざるを得ません。が、しかし!しかしです、オムツが外れないと実は子育て支援(保育)にも影響があるのです!
それは3.4.5歳クラスになると保育士の人数が変わり、2歳児クラスと比べると保育士の人数がおおよそ半分…に減ってしまうのです。そうすると園ではなかなかトイレトレーニングを個別でじっくり見守ることが難しくなるのです。(できる限りは見守っておりますが…)

そのため2歳児担任は子どもたちのほんのわずかな様子を見逃さず、①オムツが濡れていない時に誘ってトイレに行ったら出た! ②自分からトイレに行くと言ってトイレに座った、③お家でおしっこができるようになった!などの姿があった歳には、まずはお家から数時間パンツを履いてみてはいかがでしょうか??とお声をかけさせていただいております。個人差はありますので自分からトイレに座るようになるまで、パンツを履きたい!おしっこがでたという喜びを感じるようになるまでは、無理をせずに暖かく見守っていきますが、心の中ではオムツの性能の良さをうらめしく思いながら、いつかはパンツになるんだろうなぁ〜と毎年楽しく保育を続けている保育士なのでした(笑)

保育士T.K

友だちが困ってる‼︎

2023/12/22

最近のひよこぐみ(1歳児クラス)ではお友だちへの興味がグングングングン深まって、あそんでいる時やご飯を食べている時、布団へ横になって眠る直前までお友だちのことが気になる様子です。今日はそんな子どもたちの生活の中での、とても微笑ましかった場面を紹介したいと思います!
ひよこぐみはお天気が悪くない限り、ほとんど毎日お外へあそびに行って体を動かしています。どの子も外へ行けるとわかると張り切って身支度をしているのですが、中にはまだうまく靴下や帽子、靴が履けずに「できない!」と苦戦している子も少なくはありません。少しずつ1人でできる子も増えていますが、まだまだ難しい年齢ではあるので、私たち保育士も子どもたちの発達に合わせて援助をしています。そんな中、靴下が履けずに眉間にシワを寄せているAくんを見つけたBちゃん。近くにやってきて「できない?」と声かけながらAくんの靴下に手を伸ばします。なんとか履かせてあげようと必死になっていて、Aくんも履かせてもらいやすいように足をいろんな角度へ変えたり、伸ばしてみたり縮めてみたり(笑)

 

 

 

2人のやりとりがすごく可愛いらしかったのですが、数分かかってもうまくできず、Bちゃんが保育士の方を向いたので、そこから保育士に変わりました。
それだけでなく、お外から帰ってきた際の上着の着脱の場面でも同じように友だちを気遣い、手伝ってあげようとする姿が見られています。

大人がパパッとやってあげることは簡単だけれども、子どもたち同士で助け合いながら一つのことに取り組むこともとても大切な経験だと思います。優しい気持ちが育っていることに嬉しく思うと共に、私たち保育士(大人)が子どもたちにとって良い影響を与えられるような、おもいやりをもって人に接せられる、そんな毎日を心がけたいな、と思いました。

 

保育士 A.S

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