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園のこだわり

進級を迎えて

2024/04/05

4月になり光徳保育園にも新しいお友だちがやってきました。

在園のお友だちは1つ上のクラスに進級!

新しい環境になんだかドキドキ・ソワソワしているお友だちもいますが、そんな中、頼もしい年長のお友だちがいます!

 

絵本ゾーンで保育士に「よんでー」と絵本を持って来た子がいました。

その様子を見ていたさくらぐみの子が

「ぼく よめるよ!」

とソファーに座って絵本の読み聞かせをしようとしました。

でも…

「あ!これよめないや…」

と保育士に残念そうな顔を見せました。

でもその読んであげたい!と思う気持ちってステキですよね。

 

 

お昼寝明けの時間。

子どもたちは自分の布団(バスタオル)を畳んでカゴにしまいます。

すると、

保育士に頼まれたわけでもなく、自分からお友だちの布団を畳み出す子が!

「やってあげようか?」と声をかけて、確認をしてから手伝ってあげていたのです。

話をする時は座って目線を合わせてあげる姿にビックリしてしまいました。

 

 

食事の場面でも、

突然泣き出してしまったお友だちを見て、なんとか泣き止ませてあげようと…

「いないいないばぁー!」「いないいないばぁー!」

とやり始めたのです!

しばらくすると泣き止んだので、なんだかほっとしたように微笑んでいました。

 

 

おやつの時も、

友だちの座ったイスと机が離れすぎていることに気づき、

3人がかりでイスの移動を頑張っていました!

「おなかがはなれてるよー」

「そっちもっとおして!」

良いチームワークで声をかけあってイスを運んであげていました!

 

 

こんな風に毎日誰かのことを思って何かしてあげようと関わる姿がたくさん見られます。

優しくしてもらえると嬉しくなりますよね。

そんなやりとりがあった時はにっこり笑い合っている子どもたちです。

異年齢の生活を通して相手を思いやる気持ちが育っているのだなぁと子どもたちの姿から感じます。

 

今年も、子どもたちがにこにこ笑って楽しい園生活がすごせますように…。

 

4月8日はお釈迦様のお誕生をお祝いするはなまつりがあります。

年長の子どもたちが自主的に花御堂を作ってくれました。

花御堂の中のお釈迦様もにっこり微笑んでいて、とってもかわいらしく作ってくれました。

お釈迦様も喜んでいるでしょうね。

 

保育士 Y.S

 

 

育つ環境

2024/03/30

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春の訪れとともに、令和5年度が終了しようとしています。

先日、小学校の卒業式に保育園の職員としてお祝いさせていただきました。コロナ禍でここ3年ほど参加できなかったの出来ず、久しぶりに見る6年生卒業生の姿には、名前を呼ばれ将来の夢を語り、卒業証書を受け取るまでの間に保育園の頃の姿を思い浮かべ、うるうると目頭が熱くなるほど感動をしました。

小学校の6年間、そして保育園の6年保育と同じ年月を過ごし、どんどんと大人の手助けが少なくなります。大人である保育園の職員・保護者の方は、早く自立しないかなと願っていた今までと、段々と自立して離れている子どもたちに寂しさと成長した嬉しさと複雑な気持ちがします。

写真に、園庭のビオトープのカキツバタが咲く様子を掲載しました。 ビオトープには、金魚、メダカ、花々、そして、鳥、トンボ、など生き物がいます。 園長が毎日管理をしていますが、トンボになる前のやごの成長には、水から上に竹のように伸びている草木が必要なのだ、と育てています。それを知らずに、その草木が沢山あるから切ってしまったとき、初めてその草木のある意味を理解しました。

そのような意味のあることから、子どもたちの周りもたくさんのものが子どもたちに影響を及ぼしています。私たち保育園の環境が子どもたちの成長に良い影響であってほしいと職員一同願いと共に一年間皆様にご縁をいただき感謝申し上げ、また、皆様のご協力をいただきながら、「子どもを真ん中に考えた」環境の提供ができるよう職員一同進めてまいります。

お子さまの成長を楽しみにしています。

副園長

思い出

2024/03/27

光徳保育園は年少から年長までが一緒に生活する異年齢保育を行っている。3月14日、園庭で卒園児とのお別れ式があった。司会の保育士が卒園児・残る在園児(3・4歳)それぞれに「思い出を発表してくれる人!」と投げかけた。卒園児からは「みんなといっぱい遊んで楽しかった。」在園児からは「〇〇ちゃんと遊んだことが楽しかった。」「〇〇ちゃんがかわいいって言ってくれてうれしかった。」など、次々に手を挙げて発表していた。そしてプレゼント交換をした後、今年度で退職する先生の発表があった。別の場所で保育をしていた退職者を呼び、自分は保育を代ったため、その場面は見られなかったが、後で聞いたところ数人の女子が泣きじゃくったらしい。
再び園庭へ戻ると、卒園児とのジャンケンゲームが始まった。ジャンケンに勝ってカードにシールを埋めていくゲームだ。ジャンケンになかなか勝てずにいる子がいた。卒園児が「もう1回やる?」と繰り返し声をかけて対戦し、その子もシールを埋めることができた。子どもの優しさを感じる。その後の園庭遊びでは、卒園児にじゃれつく年下の子や、卒園児と1対1でボール蹴りを楽しむ子など、異年齢の仲の良さが感じられ微笑ましかった。
2日後の卒園式で私はオルガンを担当した。去年は本堂で式が開催されたがまだ歌はなかったので、4年ぶりとなる。今年は子ども達のリクエストで『虹』を歌った。練習で「楽しそうに歌おうね。」と保育士から言われた子ども達。演奏の最中は園児たちの顔は見えないが、元気な声が響き渡り、オルガン横の保護者が目頭を拭っている様子がわかった。
式が無事終わり、帰ろうとする卒園児親子と少し話をした中で、意外なことを言われた。「W先生といえば、コロナの時に『メリーさんのひつじ(編曲ペープサート)』を見せてくれましたよね。Aが家で繰り返し見てたんですよ。」家庭保育をお願いしていたあの頃、保育士たちで動画を色々撮り、配信した。あの時は自分の動画を見て恥ずかしいと思ったが、子どもの心の支えになれていたのなら嬉しい。色々な経験を積んで、明るく卒園していく子ども達。これからも明るく健やかに育ってほしい。
保育士 N.W 

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