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園のこだわり

嫌いなものでも・・・

2020/02/26

先日おやつでしょうゆスパゲッティが出た時のことです。

その中に入った野菜が食べられずに手が止まってしまったAちゃん。保育士が食べてみるように勧めますが、どうしても口にすることが出来ません。すると一緒のテーブルで食べていて様子を見ていたBちゃんが「お野菜食べないと鬼が来ちゃうよ」と一言。

それを隣で見ていたC君も「鬼が来ちゃうぞ~」と言い始め、Bちゃんと二人で盛り上がります。その様子をじっと見ていたAちゃん。

自分から野菜をパク!食べることが出来ました。保育士が「おいしいね~食べられたね!すごい!」と褒めるとAちゃんは少し照れながらも嬉しそうです。

それ以降は野菜を食べることは出来ませんでしたが、普段保育士が野菜を食べるように応援しても食べることが出来ないAちゃんが、友達の言葉に野菜を一口食べることが出来た。その出来事で、友達の影響の大きさを改めて感じることが出来ました。

食事中子どもが野菜など好き嫌いがあり、食べることが出来ない場面はよくあります。今回のように食べることを勧めてもなかなか食べられないことも。そんな時近くにいるお友だちに「一緒にお友だちが食べるかな~」と一緒にスプーンを持ち、口へ運ぶと「好きなお友達が食べさせてくれている・・・食べてみようかな」と口を開けてくれることがあります。

保育士の言葉よりも、いつも遊んでいる大好きなお友だちの言葉の方が子どもの背中を押してくれることもある。そのことを感じさせてくれた出来事でした。

 

保育士 A・N

やりたい!という気持ち!

2020/02/21

普段は虫や動物が大好きなA君。いつも何かになりきってはお友達と鳴き合ったり動き回って遊ぶそんなある日・・・他のお友達が色当て(カード)ゲームを楽しんでいました。

やってみたい!と思い側にやってきたA君。はじめのうちは保育士が言った色ではなく自分の好きな色を取っていましたが、次第にルールが分かってくると保育士の「いろいろ何色どんな色~?あか!」の歌(掛け声)でその色のカードを取り、みんなで楽しめるようになってきました。

しばらくすると今度はA君がマイクを持って来て保育士が色を言うタイミングでマイクを向けてくれるようになりました。何度かそれを繰り返した時にA君に「先生の代わりに色を言ってくれない?」と言うとそれは少し恥ずかしかったようで玩具棚に隠れてしまいました。

ですが・・・ゲームを続けるうちに、A君は歌うことも楽しい!と感じたようで、思わずみんなに呼びかけたくなったのか、急に「あか!」「きいろ!」と色を言ってくれるようになりました。お友達もその声にカードを取り楽しむ姿があり、どんどん楽しくなってくると歌の部分でリズムよく踊り始め、最後まで色当てゲームを楽しむことができました。(実はA君、水色と青が好きでその2色を繰り返し歌い面白がって歌っていたんですよ)

最初は恥ずかしい気持ちもありながら、楽しい雰囲気に自分もやりたい!という気持ちが芽生えている2歳児クラスのお友達。これからも色々な遊びを通してやりたい!面白い!もう一回!という友だちと楽しむ姿が増えるようになるでしょう。

I.K

保育士の連携

2020/02/19

先日、津波災害と洪水災害の被災地である福島県の保育園を見学させていただきました。
海の近くにある園では津波の災害に遭われ、地震のときの様子をお話し頂きました。幼稚園だったのでバスで家へ向かうお子さんとまだ園に残っているお子さんとで人数もおおよその人数でしか把握ができない状態で大きな地震が起きたそうです。携帯電話も通じない固定電話も通じない先生たち同士がどのように子供たちの命を守ったか、その必死な様子は緊張感とともに聞いている私たちは涙が自然と出て参りました。
保育中どんな時でも保育士間での連携が大事であること、普段の災害訓練が大事であることもあらためて学ばせていただきました。

副園長

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