お友だちとの関わりも少しずつ増えてきたひよこ組のお友だち。
時には喧嘩をしてしまうこともありますが、お友だちの事が気になるようです。
ほし・ひよこ組のお部屋には、子ども達のマークと顔写真の本があり、みんなその本が大好きでよく見ていたり自分の写真を見つけ嬉しそうにしています。
よく保育士に読んで!と本を持って来て、「○○ちゃんはどこかな?」と保育士が問いかけると周りをキョロキョロ見回して探してくれます。
見つけると「あ!いた!」と嬉しそうに指をさしていたり、その子の側まで行ってここにいたよ!と教えようとする子も。
いつの間にか保育士や大人のやり取りを見てお友だちの名前を覚えたようです。
また歌で「○○ちゃんは、○○ちゃんはどこでしょう~?」と保育士が歌うと一緒に歌をうたうお友だちや、身体を揺らしてリズムをとる姿も。
その姿が可愛らしく、つい何度も歌ってしまいます。
絵本の影響もあるのか少しずつお友だちの名前を覚えている子もおり、時折子ども同士で名前を呼び合う場面も。
時には玩具の取り合いで「○○ちゃんが~!」と子ども達なりに言葉にして伝えようとすることもあります。
まだ自分の気持ちを上手く表現できない子が多いです。でも、自分なりに表現しようと保育士の問いかけに頷いて答えようとする子もいます。そういった子ども達の伝えようとする気持ちを保育士が受け止め、代弁をして子ども同士がコミュニケーションを取れるように子どもと同じ目線で伝えています。
保育士 A.N