秋の園庭には、この季節ならではの魅力がいっぱいです。
畑に植えたさつま芋掘り、紅葉して落ちている色とりどりの葉っぱ、風に吹かれて落ちてくるどんぐり…子どもたちは身を持って秋を体感します。
その中でも5歳児Rちゃんは見た事ない木の実を発見しました。
「ブルーベリー見つけた!」と言うものの、園庭にはブルーベリーの木はありません・・・。Rちゃんにとっては宝物、大切にお部屋に持ち帰ってきました。
まずは匂いをかいでみます。「いいにおいする!」とますます正体が気になる所ですが、保育士に聞いて回ってみても皆正解を知りません。お部屋にある図鑑で調べてみることにしました。
秋のページを開いて、実とイラストを見比べるRちゃん。
似ている実がいくつもある中で
「これだと思う」と発見。(シャリンバイ)
わかって良かった…と思う保育士のそばで、実の殻をむき始めました。中からは黄緑色の実が出てきて、それも割ってみました。
真っ二つに割れ、さらに匂いをかいで「いいにおい!」と大喜び。
実は何の植物だったのかよりも、どんな中身でどんな匂いなのか、が気になっていたRちゃん。五感を使い秋を感じる子どもならではの感覚の体験をいっぱい積み重ねたいですね。
保育士 M.I