11月頃の2歳児は、「何でも自分でやりたい!」「自分で、自分で」という姿が多く見られます。一方で、2歳児ならではの「イヤイヤ期」も真っ只中です。イヤイヤを受け止め、なるべく自分の身の周りのことは自分で出来るように保育士は声を掛けています。
日中、戸外で遊ぶ2歳児。するとAちゃんが「トイレに行ってくる~」と自分からトイレに向かいました。パンツも履き始め、自分でトイレに来る姿も増えてきました。そのあとにBくんがやってきて「僕もおトイレ~!」ときました。その声を聞いていたAちゃんが「Bくんもおトイレなんだ」というと外へ戻らずにその場にいました。Bくんが戻ってくると、笑顔になるAちゃん。「あ、Bくん戻ってきた!一緒にお外に行こうと思って待ってたんだ!」という言葉が出いてきました。そういわれてBくんも笑顔になり、「じゃあ一緒に行こう!次はコンビカーで遊ぼうよ!」と手を繋いで遊びに向かいました。
今までだったら自分だけでせいいっぱいだった子どもたちですが、段々と周りのお友達との姿も見えてきて「一緒に」という姿も増えてきて保育士いらずで楽しく遊ぶ姿が見られます。少し寂しい気持ちもありますが、やはり嬉しい気持ちの方が大きいです。
保育士A・I