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園のこだわり

改めて感じた事

2020/09/03

食事をしているとき「先生、手伝って~」と3歳児のBくん。その言葉を聞いた前で食べていた4歳児のAくんが突然、「僕が手伝ってあげる!」と席を立ちBくんの隣へ。
スプーンを持ち「はい、アーン」と言ってBくんの口元へ。Bくんは少しビックリしていたものの、しばらくすると嬉しそうに口を開けて食べていました。その後、席に戻ってからもAくんは「美味しいでしょ」「頑張れ〜」などの声を掛けながら食事を進めてくれました。
そんなAくんの行動にビックリしつつも、Aくんの過去を振り返ってみると、同じようなことがあったなぁと
昨年度3歳児クラスに入園したAくん。入園したばかりの頃は苦手な食材があるとご飯を食べようとせず、ずっと座ったまま動かずに誰かに話しかけられるのを待っている姿がありました。
なかなか食事が進まないAくんの元にお友たちが来て食事を勧めてくれたり、隣に座って「これ美味しいんだよ」とお喋りしながら、今回と同じように美味しそうにお友だちと一緒に食べる姿があったことを思い出しました。その関りによって、苦手な食材も少しずつ食べられるようになったA君。そして この日からA君は「手伝ってあげる!」と進んでお手伝いをしたり、困っているお友だちを見ると「〇〇した方がいいんじゃない?」と声をかけるする姿が多く見られるようになりました。
自分がやってもらい嬉しかった事を年下のお友だちにやってあげたいという気持ちが芽生えたのかもしれません。このような出来事が日々見られる事が異年齢保育の良さだなと改めて感じた出来事でした。  T.O

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