園の行事スモールフェスティバルを今月の12日に平井小学校で行いました。
光徳保育園のスモールフェスティバルは、運動面の育ちを遊びを通してどのような育ちが育まれてきたか発表する場です。
年長の団体種目に【Let’s think!】と題して行っているゲームがあります。
この種目は、毎年ゲームの内容は違いますが、ルールがある中でみんなでやってみて、話して、考えて、作って、また挑戦する!という皆で協力しないと越えられない種目です。
年中クラスも今までバルーンを行ってきましたが、今年度から【Let’s think!】に変更しました。
年長さんのようにじっくり話して考えるまではいきませんが、年中クラスは、ルールのあるゲームをみんなで楽しみ、みんなでその思いを共有するというねらいをもって【Let’s think! ~カラフル玉入れ~】と題して行いました
ただの玉入れではなく、ルールは年中2クラスそれぞれで制限時間内に5色の玉を高さの違う5色のかごにそれぞれにたくさん入れていきます。
挑戦する回数は3回 スモールフェスティバル当日は3回目になります。年中クラスの1回目!どのような感じになるかとても楽しみでした
まずは、ルールの説明をして実際にやってみます。
ゲーム自体は普段から身に覚えのある玉入れなので、やり方はわかるのですが5色の色に入れないといけなかったり、時間が決まっていたり最初の挑戦はあまり玉が入らないまま、あっという間に終わってしまいました。ただ、2クラスともに色の間違えはなく、色のかごに入ったのは全部同じ色でした!
そこで一度作戦会議です。「どうすればもっとたくさん入れられるか?」と聞いてみると、一つのグループでは「たくさんもってえいっ!てする」や、そこから「ぼくは黄色あつめる」や「わたしはあか」など色の玉を集めてから投げるという意見も出てきました
もう一つのグループは、高いかごが難しかったのに対して「高いかごは背の高い子が投げた方がいいんじゃない?」「そうだね高いかごは○○ちゃんは背が高いから○○ちゃんが投げればいいんじゃない」などその場面でやってみての感じたことがいろいろと出てきました。実際2回目にやってみると、やるのに夢中で、自分なりのやり方になってしまう子もいますが、決めたとおりに色をたくさん集めて投げる子もいて、1回目よりも多く入れることができていました。 一人一人でも取り組み方にこだわりがあり、どのように投げるかちゃんと自分なりに考えているんだなぁと話し合いや挑戦を見て感じました
一つのことをみんなで行いながら、話をするという機会というのは保育園意外ではなかなかできない体験です。その中で、意見を言わなくてもその中の雰囲気を感じたり、おもったことをみんなの前で伝えたり、それをみんなで実際にやってみることで、協力につながったり自分の自信にもつながっていくと感じそのような機会を今後も多く取り入れていきたいと感じました。 保育士N.H