ある日の室内遊び。電車ゾーンで車の玩具を走らせながら遊んでいたAくん。地面に敷かれた線路で走らせる遊びから机の上に設置された線路と黄色のトンネルで遊び始めました。遊ぶ中で何かを発見したAくん。近くにいた保育士に「せんせいきて!ふしぎなの!」と興奮気味にはやくはやくと保育士の手を引きながらトンネルのところへと案内します。トンネルに保育士を連れてくると「せんせい、みててね。」静かな声で伝えると、おそるおそる青色の車を黄色のトンネルに走らせると、、、なんと青色の車が緑色に!
「みて。あおいろのくるまがみどりになっちゃったの」「(トンネルの外に出し)ここだとあおなのにとんねるにいれるとみどりなの。なんでだろうね、」「みどりのくるまはみどりのままなのに」と首をかしげながら何度も車をトンネルに通しながらなぜ色が変わったのかについて真剣に考える姿がありました。
色について少しずつ名前と色が理解できるようになり、絵本やブロックなどを見ながら「これは〇〇、あれは〇いろ」「〇いろがすきなの」など、色のことを沢山教えてくれる子ども達。色水遊びや絵の具遊びでも、色の変化に驚きながらも楽しむ姿が見られます。
今回のように遊びの中で偶然見つけた色の変化に限らずさまざまな発見もこれから多くあると思います。子ども達の発見したこと・興味を持った事に対して子どもがその時に感じた思いに共感し共に発見を楽しみながら子ども達と一日一日を大切に過ごしていければと思います。
保育士N.S