保育園の食事、給食の時間は『楽しい』ということを伝えています。苦手なものを無理に食べさせてしまうと、食事は楽しいものではなくなってしまうので、保育士は無理に食べさせることはしません。その代わりに「一口は食べてみよう?」「ちょっとだけ頑張ってみよう」と声をかけています。その一口で「あれ?食べれた!美味しい!」なんて発見もあります。
幼児クラスでは食事の量を「ちょっと」「ふつう」「いっぱい」の3つの中から自分で選択をしています。
もらう際に「今日はお腹減ったからご飯たくさんにする!」「野菜苦手だから少なめにする」「どうしようかな。今日は頑張って食べてみようかな!」なんて会話が聞こえてきます。
私も苦手な物は少なめが良いし、好きな物はたくさん食べたい!大人も同じですよね(笑)
苦手な物を少なめにしたことによってお皿はピカピカに!「食べれたよ!」「ぴかぴかになった!」と達成感にもなり自信に繋がっていきます。又、「少なめにしたけど食べれた!美味しかった!だから次はいっぱいのにする!」や「いっぱいにしたけど苦手だった…」と発見もあります。子どもたちも自分を知るということにも繋がっていますよね。
私も家ではどうしても子どもに“残さず食べてほしい“と、思いがちですが無理強させず「いつか食べてくれるかな〜」と、長い目で見守っていくことで食事時間を楽しむことができるようになりました。ぜひ食事の時間をご家族で楽しく過ごして下さいね。
保育士E.T