年長児になると食後にお当番のお友だちが雑巾掛けを行うのが光徳保育園の伝統です!同じお部屋で生活をしている年下のお友だちはそんなお兄さんお姉さんに憧れを抱いている姿もあります。
そして、とうとう1月から進級に向けて年中さんへの引き継ぎが始まりました!年長のお友だちがやり方を一から教えてくれます。憧れのお当番ができることに胸を躍らせる年中さん。目を輝かせながらお兄さんお姉さんのお話を聞いています。「滑っちゃうよー!」と言いながらも嬉しそうに前へ進む年中さん。
「雑巾はこれを使うんだよ」「こうやって半分に折ると絞りやすいよ」「次はこっちを拭くよー」などと、雑巾の洗い方・絞り方・拭き方などを一つひとつ丁寧に教えてもらっています。雑巾を絞る時には「ほら、この茶色いのが汚れだよ」と伝えている年長さんの姿もありました。教えることも学びにつながりますね!この時期の年長さんはよりたくましく見えます。
そして最後には好きな給食を少し食べられるご褒美タイムも!周りのお友だちが寝ている中、一仕事を終えたあとのご褒美は特別なようで、溢れんばかりの笑みを浮かべながら嬉しそうにこっそり食べる子どもたちです。
こうして代々引き継がれてきた雑巾掛け!子どもたちから子どもたちへ伝えられ大人が教えていないことも自分たちで学び合っています。
幼児期の雑巾掛けには、足腰や体幹が鍛えられバランス感覚が身についたり、転んだ時に瞬時に手が先につきやすくなるなどたくさんのメリットがあるそうです。おうちでもぜひお子さんと一緒にやってみてくださいね♪
【おまけ写真】
配膳をしているお当番さん♪
保育士 T.S