園庭にあるビオトープには、毎年ハスの花の開花をみることができます。
今年は、例年になくたくさんの花の開花があり、私たちの目に潤いを与えてくれています。
このビオトープには、花だけではなく金魚やメダカ、やごなど生き物が共存しており、子どもたちは楽しみにのぞき、一人でのぞいてじっくりと観察をする子やお友達とお話をしながら見ている子、そして保育園の帰り際にお父さんやお母さんとゆっくり観察している姿をよく見かけます。
このビオトープは、自然とこのように生き物が見れるのではなく、実は生き物が大好きな園長が毎日ビオトープにいる生き物が住みやすい環境になるようにハスや睡蓮や水草、そして餌、また、やごがトンボに成長するための細長い植物を植えたりと、一応に考えて環境を整えています。
水草が増えすぎても、中の金魚やメダカが生きにくくなってしまうので当然水草を減らします。生きものが好きだからこそ続けて管理できるのかもわかりませんね。
保育園の保育士たちは、子どもたちをみて「かわいい」ということばを多く発します。保護者の方にお子さんの保育園での様子をお伝えするときもこんなかわいい姿がありましたよーなど、目をキラキラさせながら楽しそうに話す様子を見ているととても微笑ましくなります。そのキラキラの裏には室内も園庭も子どもたちが楽しく過ごせるように、保育士や給食などスタッフみんなが協力して、その環境を整えていること、そして何よりも保護者の方も毎日働きながら子育てをし、協力しあって、ここ保育園で共存してくださっているからこそ、子どもたちの笑顔が見れるのですね。
ビオトープからの学びでした。
副園長
ビオトープのハスの花から、笑顔の共存
2023/07/05