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園のこだわり

自由な発想

2023/05/24

昨年度から一時保育を担当している私は、利用者がいない時は色々なクラスの保育に入っています。そこで触れ合う園児の成長や発想に驚くことがしばしばあります。

先日の朝、2歳児クラスに入った時のこと。おままごとゾーンに来た子たちが手作りスマホのオモチャを手に取って座りました。電話ごっこが始まるなと思って見ていると、子ども達はそれを耳には当てずに腕を伸ばして「ピ!」と動作。どうやら壁に貼られたダンボール板をテレビに見立て、リモコン操作をしているのでした。「〇〇〇が始まるよー!」と人気の番組名を言っています。

次にブロックの板を持ってきました。1人1つずつ板(横長)の両端を持ち、親指で突起部分を押しています。ゲーム機に見立てていたのです。お兄さんお姉さんの影響ですかね。遊びが現代っ子しているなと感心!

おままごとの物で遊び出した子は、スプーンを「ペロペロキャンディ」と言ってお友達にも分け、なめる真似をしていました。スプーンが透け感のあるカラフルな色なのと、その形状からペロペロキャンディを発想したのでしょう。

本来の物とは違った見方や発想がすぐ浮かぶ子ども達ってすごいな、凝り固まった頭ではいけないなと感じた次第です。

その日は日中0・1歳クラス→午睡明け3・4・5歳クラスに入り、夕方また2歳児クラスに入ると、Aちゃんが「帰ってきたね。どこへ行ってたの?」と声をかけてきました。よく覚えているなと、またまた感心してしまいました!

 

保育士 N.W

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