4月も1カ月が過ぎようとしています。4月は一年で一番保育士がだっこやおんぶをしている姿が多くみられる月のように感じます。
その姿を見ると4月が始まったなぁと感じるのは、保育園あるあるかもしれません
子どもにとっては保護者から離れて過ごす初めての社会生活。
知らないところで生活するのですから、それはそれは不安でいっぱいですよね。
その子たちが、どのように保育園環境に慣れていくのかというのも、楽しみの一つでもあります。
子どもによってはそれぞれで、初めから保育士や保育園内の環境に興味を持ってかかわる姿もあれば、なかなか切り替われない子もいます。
でも確実に1日1日この変化に対応しようとする姿が見られ楽しく過ごせるようになっていきます。
1歳児の○○ちゃんはママと離れると大泣きで、保育士の手をとり入口の方へ連れていき「ママ来るかなぁ」と泣きながら何度も伝えている姿がありました。保育士もいろいろと興味が持てそうなものを見せたり誘ったりしますが、何日かそのような姿が見られていました。ある時保育士がアンパンマンの曲を流すと知っている曲なのか、一緒に踊りだし周りの子も誘われみんなで楽しんでいる姿が見られていました。
なんとなく楽しいものが見つかると、様々なものに興味を持てるようになり、保育士との関係性も深まる中で落ち着いて過ごせるようになっていきます。
5月の連休を開けると子どもたちは久しぶりの園で、また少し寂しい日が続きますが、子どもの適応力には感心させられます。
少しでも早く園生活になじんでいけるようにサポートしていきたいと思います。
保育士 N.H