令和4年度も最後となりました。一年間ありがとうございました。卒園を迎える子どもたちは、長くて6年間を保育園で生活しました。職員も年長さんと遊ぶ最後の日々を感慨深く想い出に浸ることが多いことばを聞いています。
心も体も成長をした子どもたちは、これからまたどのような夢に向かい進んでいくのだろうか、楽しみとともに健康に育ってほしいと願うばかりです。
さて、今年は今の時期に桜が満開になり、園庭の花はいい香りを漂わせています。
保育園も新型コロナウイルス感染の影響で、子どもたちには保育活動の制限をかけてしまいました。
私たち職員は保育の一つとして活動の経過を大事にしてきました。職員のブログの中にもその様子がうかがえることでしょう。
保育士の指導型ではない、子ども一人ひとりの表現、思いを保育士が受け止め、自分も大事、そしてお友だちも大事と思えるように 人の話を聞き、自分の思いも伝えることができるように 時間をかけて育んでいます。
大人の私たちはどうしても自分たちが受けてきた教育を良いと思い進めてしまいがちです。良いところはもちろんあります。しかし、子どもたちが自分を大事にする、命を大切に、存在を肯定することを育もうと考えると、以前のような核家族と近隣の方々との関わりが多くはない現代にあった教育が必要なのかと職員間で常に前に向いて考えてきました。
理解を得ることの難しさもありますが、保育の振り返りをしながら、子どもたちの笑顔、ワクワクする探求心などを楽しみにこれからも職員とともに保育を継続してまいります。
どうぞ、皆さまの健康とご多幸を祈念し 子どもたちの成長を楽しみにしてまいります。
副園長