先日、2歳児クラスのお部屋に赤ピンクのヒヤシンスのお花が咲きました。
保育者が球根とプランターを準備したその日から興味津々の子ども達。ヒヤシンスは根っこが伸びるまで黒い画用紙を球根の部分に覆い育てていきますが、黒い画用紙で覆われている様子を見て子どもたちが「帽子みたい!」「帽子被るんだね!僕たちと一緒だ!」と嬉しそう!親近感が湧いたようです(笑)それから毎日観察をする子ども達。根っこが伸びると「あっ!なんか長くなったねぇ!」「いつお水きれいにするの?」と興味津々です!お水を替えるときには子どもたちが抱えると大きなプランターを両手で大事に抱えて水道まで行き「〇〇ちゃんこれ持ってて!」「〇〇くんがお水入れたい!」とみんなで話しながら毎日毎日愛情たっぷりお世話をしてくれていました。根っこが伸びると黒い帽子は無くなります。保育者が帽子を取った次の日の朝、「あれ?帽子がない!無くなっちゃったのかな~?」と心配する子ども達。保育者が長くなった根っこを見せてそろそろつぼみが大きくなる事やお花が咲くまであと少し!」という事を簡単な言葉で伝えると「みどりいろのお花が良いな!」「ピンクが良い!」「赤が良い!」と色当てゲームの始まりです。毎日話しかけてくれる子ども達の期待に応えてくれているようにヒヤシンスもどんどんとつぼみが伸びて約1か月で花が咲きました!色は・・・「あかとピンクが混ざった赤ピンクだ!!」と子ども達も大喜びでした。花が咲いてから現在も毎日「綺麗だね~」「緑じゃなかったのか~」と喜ぶ姿や少し期待とは違った残念な様子の子も…(笑)しかし、一輪のヒヤシンスを通して毎日お世話をする事で成長していく過程での生命の大切さや、大事に育てると大きくなる事など子ども達も沢山の物を得られたと実感したことと思います。現在は園庭で春に向けてチューリップの水やりを行っています。今から春の訪れが楽しみです。
保育士 N・T