先日、興味のある子どもたちと一緒に、お味噌の具材になるキャベツを細かくちぎる食育をしました!光徳保育園では、子ども主体の保育をする中で、このくらいにちぎってね!とあえて見本を見せたり具体的な大きさは知らせずに(すぐに大人が教えるのではなく)どのくらいにちぎろうか?お口の中に入る大きさはどのくらいかな?と問いかけながら、子どもたちが自分で考え楽しみながらできるように見守っています。
実際にちぎり始めると、大きさは様々で、子どもの手のひらサイズだったり、大人の親指の爪の大きさくらいまで小さくちぎったりする姿がありました。普段の遊びと照らし合わせてみると、塗り絵をはみ出さないように小さく色鉛筆を動かして塗っているAちゃんは「ねぇ、このくらい?」と聞きながら一枚のキャベツを何度も何度もちぎって細かくしていました。また、外でたくさん走り回る元気なBくんはキャベツの芯から大きくもぎ取り、一度だけちぎって「できたよ!!」と満足そうに保育士に見せてくれていました。
子どもたちの個性や興味の広がり方などはそれぞれ違いがあり、見ていてとても面白く、ちぎり方ひとつで個性が現れるのもなのだな〜と感じました。また、ここからさらに色々な遊びやお友達との関わりの中で成長やその子らしさが増していくのではないかと思い、保育って楽しいなぁ〜、一人ひとりの成長と、素敵な経験が今日もできてよかったなぁ〜と思う一コマでした。
保育士T.K