345歳児クラスでは、勤労感謝の日の辺りから、色々な職業があることを知ってもらいたいと思い、おままごとゾーンに警察官、コックさん、消防士さん、お医者さんの制服を出してみました。
すぐに興味を持ち、制服を着て遊びはじめた子どもたち。
警察官になった子は「悪いことをしている人はいないかな?見回りに行ってきます!」と敬礼をしながら、部屋中を歩いて回ったりとなりきって楽しんでいました。
何日かたったある日、子どもたちから「美容院に来ませんか?」と声がかかりました。子どもたちに手を引かれおままごとゾーンへ。
おままごとにあるものを使いながら、子どもたちで美容院を作りあげていました。
子「手の消毒と検温お願いします。」
子「では、こちらへどうぞ〜」
子「今日はどうしますか?こちらのメニューをご覧ください。」
保「カットとカラーお願いします。」
子「わかりました。長さはどれくらいですか?色はどうしますか?」などやりとりがありました。
そのあとはバンダナを使いケープにしたり、フォークをクシにしたり、ソースを使ってカラーをしたり…あるものを使って美容師さんになりきっていました。髪を洗う際は、首を押さえながら、顔には布巾を乗せて…細かい所まで再現していて本格的な美容院でした。
美容院を何日間か楽しんだ後は、ホテルごっこがはじまり、フロントの表示や朝ごはんのメニュー表など、必要だけど無いものは、友だちと手分けをして制作ゾーンで作り、揃えてからホテルごっこへ…。
日々様々なものに興味を示し、体験、経験し吸収したことを遊びの中に取り入れていく子どもたちには驚かされます。
保育士 M.Y