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園のこだわり

自然の中で体験、体感すること

2022/07/06

五感を育てる。ネットで調べると、五感(ごかん)とは、動物やヒトが外界を感知するための多種類の感覚機能のうち、古来の分類による5種類、すなわち視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚をさす。この伝統的な分類を前提として、人間の感覚全体を指すために「五感」という表現が用いられる場合もある(「五感を鋭くする」など):Wikipedia参照
保育園の園庭には、四季折々に植物の実や花、そして、昆虫など生き物が現れます。
毎年同じように実をつける食べ物も、興味がないと通り過ぎ、興味があると目に留まります。
子どもたちが通る通路にプラムがたくさん実りました。子どもたちの目線からは、見えない高さなのですが、保育士が知らせると青く小さい実が赤く大きくなっていく様を毎日観察し、食べれるのか?など、不思議と身を乗り出してみています。
実を付けたのは、プラムだけではなく、梅の実がたくさんなり、保育士が梅の実をつけたシロップを室内の子どもの目に留まる場所に置き、毎日毎日梅の実が瓶の中で小さくなり、シロップの量が増えていることにニコニコとお友だちと井戸端会議をし、飲めることを楽しみに待っている様子がありました。
保育園で生活をする中で、運動会や生活発表会などイベントに向けた練習に以前は時間を注いでいましたが、このところは、生活から得る体験の知識をお友だちとどのように分かち合い、お互いに思いやり、尊重し協力し合える時間の活用になりつつあります。
梅のシロップを自分だけ飲んでしまうのか・・・どのような味があるのか・・昨年体験したことを今年はまたどのように変わっていくのか・・
毎年同じことがあるのですが、ある人が「生きることは変わること」と言っていたことを思い出しました。

副園長

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