保育園のベランダには小さな畑があり、そこにカブを植えています。
毎日カブに水をあげることが年長児のお当番の仕事。少しずつ育っていく様子を楽しみにして日々当番活動に励んでいます。
ある日の事。天気は曇り空で風も強く寒さを感じる日でした。
年長児A「今日は風が冷たいね」
保育士「ずっと外にいたら風邪ひいちゃいそうだね、上着着たいなら取りに戻る?」
年長児A「水やりはすぐに終わるから大丈夫だけど、カブも寒く感じるのかな?」
年長児B「それなら、寒い時は水より温かいお湯の方が育つのかな?」
と植物には意識があるのかな?という会話になりました。
カブの水やりも最初はお当番活動だから行うという姿勢も見られましたが、カブの葉が少しずつ増え大きくなっていくことで、成長する喜びを感じるように!!そして今回ではカブの意識について考えていました。
私自身複数植えてあるカブの成長の差(環境条件)などを気に掛けることはありましたが、カブ自身に意識があるかのかも?とは全く考えてもいないことだったので、子どもたちの気づきには驚きました。
この気づきは大切に育ててきたからこそ感じることができたことだと思うので、私自身改めて優しい心を持ち励んで行こうと思う出来事になりました。