最近指差しの頻度が増えてきた0歳児の子どもたち。絵本を見ているとイラストに向けて指を差す仕草や”あれが欲しい!””あれを取られたの…”と身振りで教えてくれる姿も見られつつあります。
そんな子どもたちとの園外散歩中、バギーや散歩車に乗ると手すりに掴まり外の様子をじーっと観察。バスが見えたり、散歩中の犬とすれ違うと「あ!」「わんわん!」と指差し。見つけたよ!いたよ!と嬉しそうな表情で教えてくれます。土手に到着すると川辺に駆け寄り、川を指差して「あっ!あー!」と大興奮な後ろ姿が。今度は何を発見したのか気になり、しゃがんで子どもたちと同じ目線に立つと…その先には太陽が反射してキラキラと光っている水面が見えました。綺麗な様子に子どもたちも保育士もすっかり見入ってしまいました。
子どもたちの発見は戸外だけでなくお部屋でもあります。指差しをする対象は絵本に限らず、お友だちや保育士が着ている洋服やエプロンのイラストまでも。数センチほどの小さなものでも見つけると嬉しそうに指を差して”見つけたよ!”とニコニコな表情から”これは?”と単語を聞きたそうな表情になります。
日々保育をしていると、大人がつい見逃してしまうような何気ないモノでも、子どもたちには刺激的なのだなと感じる場面でした。子どもたちの知りたい!という探求心や発見する力は素晴らしいなと考えさせられます。どんな些細なことでも子どもたちと一緒に発見したり”見つけたよ!これはなんだろう…?”というような気持ちを分かち合っていきたいなと感じます。
保育士M.H