梅雨も明け、外で遊べるようになった子どもたち。園庭に出ると、水遊びや砂遊び、保育士と一緒に走る姿が見られます。子どもたちは、外でのびのびと遊べることにとても嬉しそうな表情をしています。私たち保育士も、元気な子どもたちの姿を見れるのは嬉しく思います!
1歳児クラスの大人気はコンビカーです。いつものようにコンビカーにまたがり、園庭内を走り回ります。私は、「みんなコンビカーに乗って走るのも上手になったな」と思いながら子どもたちが遊ぶ様子を見ていました。そのとき、横でズサーっと音がしました。パット見て見ると、1歳児の子がコンビカーに乗っていた所から転んでしまったようです。泣きそうな表情をしていました。近くに向かい、声を掛けようと思ったところ、一緒に園庭にいた3歳児クラスのお姉さんが、私よりも早く転んだ子に向かい、「大丈夫?」と声を掛けてくれました。私は引き下がり、その2人の様子を見ることにしました。
手を取り、立ち上がらせてくれます。コンビカーも直してくれます。そして、転んでしまい砂のついた汚れた服もパンパンとはたいてくれました。少し涙目をしていた1歳児の子も涙は引っ込み、「大丈夫だよ」と声を掛けられた事に嬉しそうな表情に変わりました。そしてまた元気に遊び始めます。私の出番はいらなかったようです(笑)0,1歳児は一緒に保育しています。転んでしまった1歳児の子もお姉さんに優しくしてもらったことを他のお友だちにもしてくれたら。小さなことですが覚えててくれたらいいなと思います。
保育士A・Ⅰ