3.4.5歳児クラスではダンボール制作がブーム!自由遊びの時間に一人の男の子が「車を作るんだ!」と言っていたので、「他にも何か作れないかな?」と話していると、周りにいた子たちが「道路を作ろうよ!」と言いました。そこから道路作りがスタート!ダンボールを全て切り開いて地面にすると、「道路には信号があるよね!」と年中児のAちゃんが言いました。赤と青の画用紙を四角に切って、立体になるようにダンボールに貼り付けます。なんで四角なんだろう?と疑問に思いましたが、どうやら歩行用の信号を作ったようです。それをみていた年長児のBちゃんは、白と黒の画用紙を持ってきて黙々とハサミで切り始め、交互に並べていきました。横断歩道の完成です。今度はそれを見ていた年中児のCくん、「車の道路も作ろうよ!」と真ん中に白い線を貼っていきます。その日はここまでで終わりましたが、次の日・また次の日と何日もかけて道路作りは続き、駅や線路・ビルや標識なども増えていきました。数日経つと、大きな街のできあがり!
別のところでは、ダンボールで大きな船を作っています。1か月ほどかけてその船は日に日に形が変化していき、何人も乗れる形もありました。
そして、「この船でアメリカに行くんだ!」と真っすぐな瞳で保育士に夢を語ります。サバイバルナイフやハサミ入れなども作り、無人島での生活を想像しているのかと思う場面も(笑)ダンボール一つでたくさんの夢が膨らむ子どもたちです。
日々目にしているものなどを想像し、いろいろなアイディアを出し合って作る制作!発想力豊かで毎日楽しませてもらっています。
保育士 T.S