先月の節分に引き続き、おひなさまの制作もつぼみ組(2歳児クラス)では制作を作るだけではなく“作って遊ぼう!”という活動にしました!
節分の時にはお面と升を作り、すぐにお面をかぶって壁に貼ってある鬼の絵をめがけて「鬼は~外!福は~内!」と豆まき遊びを行いました。
おひなさま制作ではお雛様とお内裏様の顔を描き、絵の具やシール、マジックで素敵な洋服を着せたら完成!今回は段ボールで作った舞台の上に立たせ、「よーい!どん!」の合図で一生懸命段ボールをトントントントン叩きます。これは、トントン相撲ならぬ、トントンお雛様!(笑)子ども達は自分で作ったお雛様・お内裏様を箱の上に乗せ、一生懸命トントンしています。倒れてしまうと「きゃ~!倒れちゃったよ~!」と大興奮の子もいれば「悔しいよ~涙」と悔しい様子の子もいました。
そして、製作が大好きなAちゃん!顔を描くときも洋服を描いている時も<うれしいひなまつり>の曲が流れていると口ずさみながらとっても楽しそうに参加していました。自分のおひな様が完成しお友達とトントンしていると…お雛様が段ボールから落下してしまったのです。「あーっ…」と少し弱い声を出しながらすぐに拾い少しの間見つめていました。
きっとAちゃんにとってはとんとんお雛様に負けてしまった事よりも大事なお雛様が落下してしまった事の方が衝撃的だったのかもしれません。自分だけのたった1つのお雛様とお内裏様。本当に1つ1つが全く違った可愛い作品になりました!そして一生懸命作ったからこそ大事に、特別に想う気持ちも少しずつ育まれてきているように感じました。3月3日のひなまつりの日にお持ち帰り予定です。是非お家でもトントンお雛様で遊んでみて頂けたらと思います!
保育士 N・S