一歳児クラスでは少しずつ周りのお友だちとあそぶ姿も増えてきて、一緒の玩具で遊んだりお友だちとのやり取りを楽しむ姿を見かけます。
そんなある日のこと。
おままごとコーナーでぬいぐるみを寝かせてトントンしたり、おままごとの食材を食べさせてあげている姿がありました。
人形のお世話をしているのかな、とその時はそう思いその場所を離れました。
暫くして戻ってみると、今度はぬいぐるみの寝ていた場所にお友だちが寝ていて、そこにお布団を掛けてあげている姿が。
あれ?と思い暫く見ていると、二人の女の子が横になっている男の子に布団を掛けてトントンしてあげていました。
更に男の子のおでこに、おままごとの食材(冷えピタの代わり?)を乗せてあげています。男の子も特に嫌がる事無く受け入れています。
男の子に「だいじょうぶ?」と声を掛けたり、ストローの代わりかホースの玩具を使って飲み物を飲ませようとする姿もありました。
子ども自身が熱を出した時に、してもらったことを覚えていたのでしょうか。
保育士は特に何も教えていないのに自分で考えて、頭に貼る冷えピタを本来おままごとの食材である物で代用したり、お友だち同士で一緒に同じごっこ遊びをしている姿に成長を感じた出来事でした。
保育士 A・N