お部屋では、子どもたちのいろんな声がいろんなところから聞こえてきます。
ひとりで型落としのおもちゃを手に取り、親指と人差し指でつまみ、真剣な表情で穴の中に入れ、できたらパチパチ!と拍手をしながら笑ったり、
好きな絵本を選び、膝の上に広げて見ながら、知ってる歌を口ずさんだり。
ひとりあそびの中でもこうしたいろんな声が聞こえてきますが、近頃では近くにいるお友達と笑い合う姿がよく見られます。
これは運動スペースでの出来事です。
坂のマットをトコトコ両足で下に降りていくと、下にいたお友達のところまでいき「ばあ!」といないいないばあをする姿が。
「うー!」や「あー!」とまだはっきりした言葉ではないですが、楽しそうに笑っていました。
1歳児の子どもたちは、お友達の存在に気づき、名前を呼んで同じあそびを楽しむことが増えてきましたが、0歳児の子もこの運動スペースでの出来事のように喃語でお友達を呼んでいるように思えます。
言葉じゃなくても嬉しい気持ちや楽しい気持ちを相手に伝えられる、大人にも同じことが言えるのでは、と日々子どもたちの姿を見ていて気づかされました。
保育士Ⅿ.I