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園のこだわり

選択する中で

2021/01/13

園では、子どもたちに多くの選択する機会を作っています。自分で遊びを決めたり、食事では自分の食べる量を自分で決めたり、決められた活動の中でも、簡単な物、道具を使いながら行うもの、道具を器用に使わないとできないものなど3パターンほど用意し、選んでいます。

自分で判断するという事は、考える力にも繋がっていきます。人から言われたことをするのと、自分で決めたことをやるのとでは、取り組み方も違ってきます。

先月お餅つきのイベントがありました。その日の選択は3~5歳児クラスでは、お餅つきを1回目に行うか、2回目に行うかの選択です。

朝登園すると自分のマークのついているマグネットをホワイトボードの1回目と2回目の枠につけていきます。どのように選択するのかを見てみると、自分でやりたいと思う活動を選択するということもあったり、1回目と2回目を比べて少ない方にするーという姿も見られたり、最近では、誰かと一緒にやりたい!という気持ちも出てくるので、「~ちゃん来てから決める~」とお友だちと一緒にするというのも選択の一つになっています。

このときは、それだけではなく、ある年長の子が、「1回目の方がごはん早く食べられるかなぁ?」と私に聞いてきました。「1回目だから早く食べられると思うよ」と伝えると、「じゃあ1回目にしよ~っと」と選択していました。選択するときにも、ただ好きな物だけではなく、選択をする選択の仕方が色々とあるのだなぁととても面白く感じました。

N・H

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