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園のこだわり

ももの花咲いたよ

2025/03/29

日差しが温かく、汗ばむ陽気になったかと思うと、急に気温が下がり、上着を着たり脱いだりと忙しないこの頃です。
進級の時季を迎えると、園庭の花々が咲き誇り始めます。梅の花が咲き、サクランボの花、プラムの花、そして、今は桃の花が満開になりました。
朝登園した子がお部屋に入るとすぐに保育士を見つけて「〇〇先生、桃の花がさいたよ」伝える声が聞こえました。
「教えてくれてありがとう、見に行くね」と保育士が返事をしていました。
当たり前のように交わすこの言葉を、心地よく感じながら桃の花が咲いたことによく気が付いたとも思いました。

「対話」をテーマにした職員の研修を年間通して行っています。勤務時間内ですから限られた中でいかに進めていくかも進行役の者も勉強になります。 人の話を聞くことができるをまず職員から実行する。子どもたちが年長さんになって、子ども同士で活動を決めるときも 円になって向き合った思いを言葉に表し、或いは、言葉でなくても態度で表し、読み取る、自分が思っていることと相手の考えていることは必ずしも一致するとは思いません。確認が必要です。

時間をかけて対話する、向き合う、お互いを尊重することが、体験から身についていくことをこの一年間で実感しました。

「桃の花咲いたよ」は、知らせて喜ぶ保育士の姿を思ったのかもわかりません。私が勝手に思ったのですから、、、 それでも、応える側にもう見たよ、と思っているかどうかで言葉の選び方が異なりまね。

成長する子どもたちに、保育園ではできる限りゆっくりと丁寧に 大人に成長する中でいのちを大事に過ごしてほしいと願っています。          (副園長)

一年間 皆様と共にお子さまの成長を見守れたことに感謝申し上げます。ありがとうございました。

やさしさバトン

2025/03/21

春の訪れと共に、3月から来年度のクラスで過ごす移行期間が始まりました。この期間に入るといよいよ“新年度が来るなぁ”と、ワクワク・ドキドキ・ハラハラ、毎年なんとも複雑な気持ちになります…。

先日、園庭であそんでいる新1歳児クラスのYくんが、築山の丸太を登っている時に靴が脱げてしまいました。自分の足を見ながら少し困った表情をしていると、まもなく年長クラスになるSくんがすぐに近くまで来て履かせてくれました。当たり前でしょ?というような顔で人に優しく接することができるSくんがとてもかっこよく、頼もしいお兄さんに見えて、とても感動しました。それと同時に、どんな気持ちでYくんに関わったのかが気になり、Sくんに「なんで履かせてあげようと思ったの?」と聞いてみました。すると「だって僕も履けなかったから」と答えました。そのSくんの言葉の背景には、年長児になるまでのこのわずか数年の間にたくさんのことを経験し、これまでの自分と、自分よりも小さな子を重ね合わせて、Yくんの気持ちに寄り添った行動だったんだなぁと、その心の成長を嬉しく思いました。

 

この出来事をきっかけに、人に優しくしてあげているような場面を見た時には“どんな気持ちだったの?”ということを聞いてみよう運動を勝手に1人で始めてみました(笑)

すると、そうやって意識してみるからこそ、保育園にはたくさんの優しさや思いやりが溢れていることに気付きました。

今年小学校に行くお兄さんに「なんでお友だちのコンビカー押してあげようと思ったの?」と聞くと「だって喜んでくれるから!」

 

他にも、小さな子たちのクラスに来て、抱っこしたりハグしたりしてくれているお姉さんに「なんで抱っこしてくれるの?」と聞くと「いつも先生がしてくれるの嬉しいから」と…。

 

子どもたち1人ひとりに、その優しさには理由があって、まだまだたった数年の人生の中にこれまで関わってきた人たちからのたくさんの愛情が貯蓄されていて、人が喜んでくれることが嬉しかったり、自分がしてもらったことを誰かにしてあげようと思えたり、そんな風にいろんなことを感じられる子どもたちをとても可愛く愛おしく思います。これからも少し勉強ができなくても、少し野菜が食べれなくても、少しお部屋を走っちゃっても、誰かが困っている時に手を差し伸べられる、人の気持ちに寄り添って、人に優しさを与えられるような、温かさ、強さを持ち続けて、心も体も、すくすく大きく成長して欲しいなと思います。

 

 

保育士 A.S

移行期間が始まりました!

2025/03/14

現在新年度の準備期間として新クラスで過ごします。初めは新しい環境、友だち、保育士にドキドキしている姿がありました…。新しい環境に慣れることは子どもたちにとって大変なことです。そんなドキドキや不安の中にいる子ども達をサポートするのが私たち保育士です。

慣れている保育士が一人でもいると、とても安心して一日を過ごすことができます。子どもにとって気になる先生や信頼できる先生がいることが、何より新しい環境に一番慣れるきっかけになると思います。初めはどうしたらいいかも分からずに泣いてしまう事もあります!でも大丈夫です!そんな時は側で寄り添いながら、より丁寧に関わることを意識しています。保育士達も少しずつ少しずつ時間をかけて信頼関係を築いていっています。

そこで安心が生まれると視野が広がり好きな遊び、ゾーンを見つけ遊ぶことができます。「◯◯ちゃん一緒に遊ぼう!」や「このおもちゃ面白いよ〜!」と朝、日中、夕方とたくさんの声が聞こえるようになってきていました!

クラスが離れてしまっても園庭遊びや室内遊びの時間に会うことができるので再開した時には近くに行き喜び合っています。その姿とてもが微笑ましいんです(笑)

幼児クラスは異年齢保育をしています。毎年保育士が間に入らなくても子ども同士で助け合ったり、教え合ったりという姿がたくさん見られるんですよ♪そんな成長を親御さん達と喜びを共有できたらと思います。来年度はどんな姿を見せてくれるのかとても楽しみですね。

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