2歳児クラスのつぼみ組の子どもたちは3月から2歳児だけの小さな集団から3・4・5歳児クラスの大きい集団へ移行の期間が始まりました。移行が始まるとお兄さん・お姉さんのお部屋への憧れが強い子は張り切って自ら上履きを履いたり、かっこよく並んでいる子や「ここでは遊びたくない!帰りたい!」と2歳児クラスのお部屋に帰りたいという意思表示をする子もいました。
好きな遊びを見つけられるとどの子も夢中になって楽しむ様子もあります。お姉さん達が使っている遊びに興味を持ち同じようにやってみようと真似をする姿や、手伝ってもらうと笑顔でお姉さんを見上げて嬉しそうにしていました。又、遊び慣れた玩具を見つけるといつも作る車を組み立てて遊び慣れているお友だちとじゃれ合いながら笑顔を浮かべる姿もあります。
生活面でも大きな変化があります。トレーでご飯を運ぶ事も初めて!お箸も置いてある!お皿も大きい!そんな光景にキラキラ目を輝かせて「○○ちゃんお箸お家で使ってるの!できるよ!」と嬉しそうにお箸を使って見せてくれたり、「見て!ご飯運べたよ!」と落とさずトレーで食事を運べたことが自信に繋がっているようにも見られました。「お兄さん・お姉さんだね!素敵だね!」と保育士が声を掛けると「うんっ!凄いでしょっ」と満面の笑みを浮かべている子も。
新しい環境で楽しく生活を始めて数週間が経つと少しずつ頑張りすぎていた反動で急に寂しくなり涙を浮かべたりお昼寝でなかなか入眠できないなどの姿も見られてきます。子どもたちではうまく言葉で表現する事が難しい【緊張】という気持ち。
私たち大人でも新しい環境に慣れるのは疲れを感じますね。小さな体で緊張をしながらの新生活!安心して1人1人のペースで楽しくゆっくり生活ができるよう今後もそばでゆっくり見守りたいと思っています。
保育士N・T