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2022年 12月

異年齢での関わりの中で・・・

2022/12/16

寒さも厳しくなってきました。今年もあと少しですね。光徳保育園では1階のフロアにほしぐみ(0歳児)とひよこぐみ(1歳児)のお友だちが過ごしています。(異年齢、たてわり保育といいます。)
日中のほしぐみ、ひよこぐみのお友だちはそれぞれのお部屋で過ごしているのですが、朝や夕方の登降園の時間は一緒のお部屋で過ごすことがあります。その時にほしぐみのお友だちが泣いているとひよこぐみのお友だちは「泣いてる!先生赤ちゃん泣いてるよ!」とほしぐみのお友だちに気づき、頭を撫でたり、少し姿勢を低くして赤ちゃんと同じ目線になる姿があります。自分よりも小さな存在にどう接すればいいのか子どもたちなりに考え、行動に移していました。
はたまた、ほしぐみのお友だちにとってひよこぐみのお友だちは自分たちよりもちょっぴり大きなお兄さんお姉さん。なので、"遊び”を真似するモデルとなります。バンダナでぬいぐるみをおんぶしたり、電車の玩具を連結させて遊んだり、保育士を困らせるちよょっとしたいたずらまで、、(笑)ひよこぐみの遊ぶ姿がほしぐみのお友だちの遊びを広げる糸口となっています。これは異年齢保育の強みだと思っています。
ひよこぐみのお友だちは小さな子と接する経験を積み重ねるたびに力加減や思いやりを学び、ほしぐみのお友だちは少し発達が進んでいるお友だちの姿を見て挑戦する経験を積み重ねて行きます。
そういった経験が積み重ねられるたびにできることが増え、自信となり、できた喜びから今度は他者へ”やってあげたい”へと繋がります。培われた経験は今後年齢を重ねるたび、さらに大きな力となると信じています。これからどのように成長し見せてくれるのか楽しみですね。

保育士M・W

▼泣いているほしぐみさんの頭をなでなで、、

▼きれいなイチョウの葉をどうぞ!

毎日の習慣

2022/12/09

 

 

ハイハイやずり這いをしていた0歳児の子どもたちは、もうみんな歩けるようになり、成長するのは早いなと感じます。

保育園では、子どもたちは自分のマークがあり、靴下や帽子、食べ終えた後のエプロンなど同じマークの入れ物や引き出しに片付けをします。0歳児も同じように引き出しがあり、片付けますがもちろん自分では出来ません。初めの頃は保育士が片付けをしていました。しかし、徐々に理解が増えていき、身の周りのことなどを自分でやろうとする姿が見られるようになってきています。その様子を見て私たち保育士も”これを片付けるのだったらできるかな?”など、興味を持ったことから子ども達が自分で出来るように援助を行っています。しかし、やっていく中でも”今日はやりたくない!”と思うときもあるようです。大人と一緒ですね(笑)そんな時は無理やりにせず、「今日は先生がやるね」と伝えてお休みする時も。

 

そのようにして繰り返し毎日やっていく事で、自然と身に付いていきます。ある日のおやつ後、食べ終えた0歳児の子が口を拭き、1人で立ち上がり自分の引き出しへ口拭きを入れていました。保育士が何も言わなくとも、やっている姿を見て日々の保育士の言葉掛けや関わり、習慣はとても大切なのだと改めて感じました。

 

保育士A・Ⅰ

ルールのあるあそびを通して…

2022/12/07

園庭ではルールのあるあそびを楽しむ姿が見られます。”しっぽとり”や”だるまさんがころんだ” “ドロケイ”など…ルールを理解する姿が増え、ますます盛り上がりを見せています。先週は中当てを取り入れてみました。ドッチボールに似たルールで、枠の外にいる子が枠の中にいる子にボールを当てるゲームです。当たらずに最後まで残った子が勝ち!というルールであそびました。

枠を気にしながら逃げる子もいれば、興奮しすぎて枠をはみ出る子もいたり、当たったら「うわー!!」と悔しがると思いきや笑っていたり、堂々と立っているお友だちを盾にして後ろに身を隠したり(笑)保育士が想像していたよりさまざまな姿が見られました。

その中でも思い切り胸にボールが当たった年長児のAくん。驚きのあまり動きが停止し、だんだん涙目になっていきました。線の外に出ると、線の中にいた友だちがAくんの頭に手を伸ばし頭を撫でたのです。それもボールから逃げながら!その後も「大丈夫?」と気にかけている様子が見られました。自分が逃げなきゃいけないという状況でもお友だちのことを気にかける姿に感動しました。

また、年長児だけで始まった中当てでしたが、興味を持った年中児が参加し始めました。

初めてで自分からボールを取りに行けずに戸惑っている年中児に、察した年長児が「投げる?」とボールを渡す姿が。他にも、ルールがわからずいきなり枠の中に入ってきた年中児に対して、「ルールわかる?」とルールを説明する姿も。

保育士は何一つ口を出していませんが、子どもたち自身が考えた行動にびっくりしたと同時に、大きく成長を感じた中当てになりました。

保育士H.M

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