私たちの保育園には園庭があり、様々な木が植えられています。その中のひとつに梅の木があり、初夏になると梅の実がなります。ここ数年は職員がそれを取り梅シロップと梅干しを作るのが恒例となっていました。
今年は私が子どもたちと梅シロップを作りました。
園庭を歩き回り、大量の梅の実を取り子どもたちと一緒に洗い、シロップ作りをしました。
毎日梅から水分が出てシロップになっていく様子を側でみていた子どもたち、完成したシロップはもちろんみんなで一緒に飲みました!
と、ここで終わる予定だったのにアクシデント発生!
初めて梅の実を取った私、勘違いして大量のプラムも収穫してしまいました…(しかも青くてまだ食べられない実)
どうしようかと悩んだ末、追熟させてみることにしました。
しばらく置いておくと、キレイな赤い色のプラムになってくれました!
よし、これもシロップにしよう!と、梅同様に作ってみました。
子どもたちには内緒で作ったので
「これなに?」「梅干し?」と、興味深そうに聞いてくる子もいました。
「プラムって言って、園庭になってるんだよ。梅みたいに氷砂糖溶けたらジュースで飲もうね」
と、待つこと約1か月やっと飲める日がきました。
試飲会の日、梅シロップは「おいしくない…」と言っていた子も「これはおいしい!」と喜んで飲んでいました。
梅よりも甘味が強く、子どもにも飲みやすいみたいです。
怪我の功名により初めて飲んだプラムジュース、おいしい記憶になりました。
保育士 M.I