先日幼児クラスの子どもたちにりんごジャム作りを見てもらいました。
「ジャムは作ったことない」「アップルパイを作ったよ」と集まってきた子どもたちから楽しそうな様々な声があがりました。
子どもたちの前で、りんごの皮をむき、芯を取り除き、いちょう切りにするという作業をしたところ、「(切るの)早い~」「もうジャムになった?」「(指を)切らないでね」「気を付けて」という感想とエールをもらいました。
りんごが変色しないように塩水に浸けて、水切りをして、鍋の中に入れて、砂糖を入れてよく混ぜて、火にかけて、こうやってしばらく煮るとジャムになるよと言って、鍋の中のりんごがフツフツと煮立ってくるまでの間に、ジャム作りに必要なレモン汁を「これは何でしょう?」と匂いを嗅いでもらいました。「すっぱい匂い」「お酢みたいな匂い」と何か分からないけどすっぱい物だという声が聞こえました。さすが幼児さんです。この日は煮魚の献立で私からしょうゆの匂いがしていたのか「しょうゆの匂いがする」という子もいました。レモンの絞り汁だよというと「あぁ~」と納得していました。
フツフツと煮立ってきた鍋の中を子どもたちにみてもらい、どんな匂いがする?と聞くと、「甘い匂い」「りんごの匂い」「良い匂い」と元気に答えてくれました。ジャムになるまでは30分くらい煮るから、給食室で煮てくるねと言うと、「そんなにかかるの?」と驚きの声が。
出来上がったジャムは3時のおやつで人参蒸しパンにつけて食べました。どうだった?聞くと、「甘くておいしい」「黄色だったのに透明になったね(透き通った色)」、ジャムとコンポートの間のような物だったので「シャキシャキしてる」という感想もありました。りんごの皮むき等は日々給食室でしている作業ですが、子どもたちの素直な新鮮な反応が楽しかったです。
栄養士A.S