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2021年 12月

せんろはつづく

2021/12/01

2歳児クラスのお友だちは電車や車で遊ぶのが大好きです。毎日電車や線路を長く繋げたり、「こまち(新幹線)作ったの!」「パトカーできた!」とブロックでも自由自在に形を作ったりして遊んでいます。

いつもは地面に線路を広げてカーブを使ったクネクネした線路やまっすぐな線路など、様々な形の線路を作っていますが、その日は違いました。電車コーナーに置いてある机に線路を並べ始めたのです。机の上でも線路を繋げるんだなと思っていると他の子たちもいつもと違う遊び方に興味を持ちはじめました。数人の子たちで机に線路を繋げていると、机の端っこまで行って最後に繋げた線路が落ちてしまいました。「あー、落ちちゃったね」と残念そうに言っているAくん。
どうするのかな、そこで終点になるのかな?と思ってみていると、Bくんが積み木を持って来て重ね始めました。積み木遊びに変わってしまったのかなと思い見ていると積み上げるのをやめたのは机の高さになった時でした。そして、落ちてしまった線路を拾って積み木の上に乗せて、線路をさらに繋げはじめたのです!「なるほど!そうやって線路は続くんだね!」と保育士も思わず言葉が飛び出してしまいました。

ただ電車で遊んでいるのではなく、一人ひとりが遊び方を工夫しながらさらに楽しい遊びを見つけだしているのだと改めて感じました。これからも、一つの玩具でどんな工夫をして、どんな遊び方を見つけていくのか楽しみです!

保育士R.S

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