二歳のつぼみ組では最近、椅子取りゲームやしっぽ取りゲームなどルールのある遊びをやりたい子ども達で遊ぶことがあります。お話が上手になりごっこ遊びをお友達と楽しんだり、少しずつ園生活をする上での決まり事も分かってくる時期なので、好きな遊びをお友達と遊ぶことによって少しずつ「ルール」も覚えていきます。
遊びをする前にお話をしてルールを説明すると、「わかった!」とお返事をしてくれたり、「これはこうなの?」と質問してくれる子もいます。いざ遊び始めると理解して遊んでいる子もいれば、まだ理解をする事が難しいけれどお友だちと同じ遊びをすることが楽しい!という子もいます。
しっぽ取りゲームでは紐の先をズボンに入れて、お友だちに取られないように逃げるゲームです。最初は自分でしっぽを取ってしまったり、取られて泣いてしまう子もいましたが保育士が「今度は頑張って取ってみよう!」と励ますと、「しっぽ付けて!」と涙を拭きもう一度チャレンジする姿も。またお友達同士でも「つけてあげる」と取られてしまったお友だちに声を掛けて付けてくれる微笑ましい様子もありました。保育士もしっぽを付けて参加すると「まてまて~」と嬉しそうに追いかけてきます。保育士のしっぽを取ることが出来ると「もう一回!」「今度は○○が取るもんね!」と何回も挑戦。最後は大人も子ども達も疲れてマットで少し休憩。「楽しかったね」「また今度しようね」と子ども達同士でもお話をしていました。
子どもと一緒に遊ぶひと時は保育士をしていて楽しいと思える時間のひとつです。
保育士A・N