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2021年 8月

夢中になれること

2021/08/11

個人的なことですが、私はスポーツを見るのがとても好きです!若い頃は興味が薄く、好きなスポーツだけを見ていましたが、今年の東京オリンピックは見れるものは全て見みていました!時にはスポーツマンシップを感じ、時には感動を覚え、時には一緒に涙を流す程…こんなにも夢中になっている自分に驚くほどです。(この勢いで、パラリンピックも見る予定です…笑)

そんな中、保育園ではある2歳の女の子が毎日のように夢中になって遊んでいることに気づきました。その子は保育士に向かって毎日のように「カキカキ(お絵かき)やりたいの」と言っています。用意してある紙とクレヨンをさっと出すと、にこーーーっと笑い、色を選び手を取り腕を動かして楽しそうに描いています。
その次の日は「クレヨンはまだぁ?」
その次の日は「カキカキはないの?」
その次の日は「ねぇ、早くぅ、カキカキ〜」
と言っていました。(言われた私はうんうん。今日も用意しますとも〜と微笑む毎日です)
子どもたちの遊びは、毎日同じ遊びを繰り返し繰り返し楽んでいますが、日々遊びの楽しさは増していくばかり。

これなんだろう…?(ドキドキ)

あれ?なにかできたぞ(発見!)

またできた〜嬉しい!(もっとやりたい)

おや?今度はこうなった!(また新たな発見)

…と、どんどん遊びが発展していきます。そして同じ行動を繰り返す中で、予測ができるようになった子どもは安心して遊ぶことができるようになります。(安心して、次に起こることを楽しみに待つことができるのでは?)
でもそれも遊びをとことん堪能すると、また次のことに興味を持ち始めます。
私たち保育士はそんな子どもたちの姿を見守り、そして遊びひとつひとつがさらに楽しくなるような展開を子どもたちが遊ぶ姿を見て常々用意しています。

たくさんの遊びに触れ、たくさんの大人や友達に親しみを持ち、すくすく大きくなって欲しいなと思うと共に、大人になる過程の中で夢中になれる何かを見つけられるといいなと願っています。
保育士T.K

『お手伝い』

2021/08/04

 

 

 

 

 

 

さくらぐみを中心に多くの子が保育士のお手伝いを自ら行ってくれることが増えました。
最近ほぼ毎日行っているお手伝いは連絡帳をウォールポケットにしまうことです。
最初の頃は保育士が「お手伝いしてくれる人いないかな?」と呼びかけると「やってあげるよ!」と子どもたちが手伝いに来てくれました。
しかし、今では保育士が連絡帳をしまおうとしているのに気づくと「手伝おうか?」「誰もやらないならやってもいい?」と子どもたちから言いに来てくれます。
他にはトイレ掃除も手伝ってくれることがあります。トイレ掃除に関しては保育士が衛生面の配慮をして最初に掃除をしてから、仕上げの手伝いを求めていないにも関わらず「拭くのとか何か掃除てつだってもいい?」と自ら聞きに来て、手伝いをしてくれるようになりました。1人の子が掃除を始めると、それに気づいた他の子も「一緒にやっていい?」と参加し、子どもたち同士で誰がより綺麗に出来たかを比べ合っていました。
お手伝いを申し出てくれた子に「なんで先生のお手伝いをいっぱいしてくれるの?」と聞いてみると「お手伝いをしたら先生が助かるから」と言ってくれる子もいました。最初は単なるお手伝いでも、人のことを想い手伝う優しい心を持ち、行ってくれるようになった嬉しい出来事でした。

保育士Y.S

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