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2021年 1月

保育士の行動を

2021/01/20

最近子どもたちの中で保育士の行動や言葉を真似している姿があります。

毎日0,1歳のクラスでは活動の時間の前に絵本の読み聞かせの時間を過ごします。子ども達も毎回楽しみにしていて、保育士が読み聞かせの本を取りに行こうとするとそこに付いてくるほどです!歌も覚えてきて一緒に歌う姿があります。

これはとある日中の時間。最初は一人の子がたくさんの本を持ってきていました。そして壁に背中をつけ、そこに絵本を入れ始めました。「なにをするのだろう」と保育士が見ていると背中から絵本をだし、読み聞かせを始めました。しかもびっくりなのが絵本の)持ち方や話し方までそっくり!それを見た数人の子どもたちも集まってきて一緒にやり始め、大盛り上がりでした。

普段から大人の行動や言動をよく見ているなと改めて感じさせられました!

保育士S,K

令和2年つぼみ組の流行語

2021/01/15

絵本や紙芝居が大好きな2歳児クラスの子ども達。保育士の読み聞かせた絵本から、クラスで流行語のように広まった言葉があります。「もったいないばあさんが来るよ」です。『いただきます』という、もったいないばあさんシリーズの絵本。その内容は、一人の女の子が、ご飯もパンも野菜も海藻もみんな嫌い!食べたくないと。そこへ「もったいない、もったいない」と言っておばあさんが登場します。見た目もインパクトのあるおばあさん。子ども達はちょっぴり怖がりながらも絵本を見入り、「もったいなーい!」と真似します。
実際の給食の時間。好き嫌いが出てくる年頃でもあるため、「これいらない」「好きじゃなかったの」ということもしばしば。すると側で食べているお友達が「もったいないばあさんが来るよ」と忠告します。言われるとバツが悪そうに。やっぱり無理!と食べられない子もいれば、「食べる前に減らしておくとよかったね」と保育士が量を減らすとがんばって食べる子もいます。
食後のうがいの時、コップに注ぐ水の適量が分からず並々入れたり、水を流しっぱなしで服を濡らしてしまったり。そんな時も保育士が「お水もったいないよ」と声をかけていることもあって、「もったいない」は子ども達に徐々に浸透していきました。
年末年始の長いお休みが終わり、また子ども達が「これ読んで」と絵本を持ってきました。色々な動物が出てきて歯磨きを楽しそうに行い、歯がピカピカになったと喜んでいるお話を読んでいた時のこと。「もったいなーい!」と子どもが言い出しました。その子は絵本の歯磨き粉を指差しました。歯磨き粉が出過ぎてしまったように渦を巻いて長く伸びていたのです。「そうだね、もったいないね!」と子どもの気づきの成長を感じました。

保育士N.W.

選択する中で

2021/01/13

園では、子どもたちに多くの選択する機会を作っています。自分で遊びを決めたり、食事では自分の食べる量を自分で決めたり、決められた活動の中でも、簡単な物、道具を使いながら行うもの、道具を器用に使わないとできないものなど3パターンほど用意し、選んでいます。

自分で判断するという事は、考える力にも繋がっていきます。人から言われたことをするのと、自分で決めたことをやるのとでは、取り組み方も違ってきます。

先月お餅つきのイベントがありました。その日の選択は3~5歳児クラスでは、お餅つきを1回目に行うか、2回目に行うかの選択です。

朝登園すると自分のマークのついているマグネットをホワイトボードの1回目と2回目の枠につけていきます。どのように選択するのかを見てみると、自分でやりたいと思う活動を選択するということもあったり、1回目と2回目を比べて少ない方にするーという姿も見られたり、最近では、誰かと一緒にやりたい!という気持ちも出てくるので、「~ちゃん来てから決める~」とお友だちと一緒にするというのも選択の一つになっています。

このときは、それだけではなく、ある年長の子が、「1回目の方がごはん早く食べられるかなぁ?」と私に聞いてきました。「1回目だから早く食べられると思うよ」と伝えると、「じゃあ1回目にしよ~っと」と選択していました。選択するときにも、ただ好きな物だけではなく、選択をする選択の仕方が色々とあるのだなぁととても面白く感じました。

N・H

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