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園のこだわり

好きなものを選ぶということ

2022/12/21

今年も残すところあとわずかになりました。寒い日もありますが、子どもたちは顔を真っ赤にしながら元気に外遊びから帰ってきます。

 

先日、誕生会がありました。誕生会の日の献立は、いくつかのメニューの中から年長さんの誕生月の子が選んだものにしています。ピラフ3種類から選んだり、主菜のお肉料理を3つの中から選んだり…時には好き嫌いが合わない子同士で真剣な話し合いがされていることもあるようです(笑)
給食室もいろいろと考えて、人気のメニューや子どもたちが好きそうなものをいくつか挙げているのですが、不動の一番人気は「ウインナー」!12月の誕生会メニューも例にもれず「ウインナーピラフ」でした。

他の人気メニューはウインナーと同率1位で「鶏のから揚げ」でしょうか。魚料理も人気です。

野菜も好きになってほしいなあ、と思うこともあるのですが、人気の食べ物は大人も子どもも共通のようです。特別な日には自分の好きなものを食べたいですよね!

毎日顔を合わせると「今日の給食は何?」と聞いてきたり「昨日のおやつおいしかったからまた作って~」と言われたりするたび、食事に対して興味を持ってくれて嬉しく思っています。食事をしていて好き嫌いが出てくるのも自我の芽生えであって、「その子らしい選択をしている」という風にとらえることも出来ます。その選択肢を広げることが「食生活の豊かさ」ひいては「人生の豊かさ」につながることではないでしょうか。(大げさかもしれませんが…)

食事の時だけでなく「好きなお友だちと遊びたい!」「好きな道を通って帰りたい!」などもその子の「選択」です。例えば子どもたちが「給食の先生に今日の給食は何か聞く」という選択をしてくれたことだけでも嬉しいことなのです。

この先も子どもたちの口から、たくさんの「好き」が聞けることを楽しみにしています!

 

▼「ウインナー以外は好きじゃない!」と言いながらもモリモリ食べる誕生児さんです

 

栄養士 S.O

 

異年齢での関わりの中で・・・

2022/12/16

寒さも厳しくなってきました。今年もあと少しですね。光徳保育園では1階のフロアにほしぐみ(0歳児)とひよこぐみ(1歳児)のお友だちが過ごしています。(異年齢、たてわり保育といいます。)
日中のほしぐみ、ひよこぐみのお友だちはそれぞれのお部屋で過ごしているのですが、朝や夕方の登降園の時間は一緒のお部屋で過ごすことがあります。その時にほしぐみのお友だちが泣いているとひよこぐみのお友だちは「泣いてる!先生赤ちゃん泣いてるよ!」とほしぐみのお友だちに気づき、頭を撫でたり、少し姿勢を低くして赤ちゃんと同じ目線になる姿があります。自分よりも小さな存在にどう接すればいいのか子どもたちなりに考え、行動に移していました。
はたまた、ほしぐみのお友だちにとってひよこぐみのお友だちは自分たちよりもちょっぴり大きなお兄さんお姉さん。なので、"遊び”を真似するモデルとなります。バンダナでぬいぐるみをおんぶしたり、電車の玩具を連結させて遊んだり、保育士を困らせるちよょっとしたいたずらまで、、(笑)ひよこぐみの遊ぶ姿がほしぐみのお友だちの遊びを広げる糸口となっています。これは異年齢保育の強みだと思っています。
ひよこぐみのお友だちは小さな子と接する経験を積み重ねるたびに力加減や思いやりを学び、ほしぐみのお友だちは少し発達が進んでいるお友だちの姿を見て挑戦する経験を積み重ねて行きます。
そういった経験が積み重ねられるたびにできることが増え、自信となり、できた喜びから今度は他者へ”やってあげたい”へと繋がります。培われた経験は今後年齢を重ねるたび、さらに大きな力となると信じています。これからどのように成長し見せてくれるのか楽しみですね。

保育士M・W

▼泣いているほしぐみさんの頭をなでなで、、

▼きれいなイチョウの葉をどうぞ!

毎日の習慣

2022/12/09

 

 

ハイハイやずり這いをしていた0歳児の子どもたちは、もうみんな歩けるようになり、成長するのは早いなと感じます。

保育園では、子どもたちは自分のマークがあり、靴下や帽子、食べ終えた後のエプロンなど同じマークの入れ物や引き出しに片付けをします。0歳児も同じように引き出しがあり、片付けますがもちろん自分では出来ません。初めの頃は保育士が片付けをしていました。しかし、徐々に理解が増えていき、身の周りのことなどを自分でやろうとする姿が見られるようになってきています。その様子を見て私たち保育士も”これを片付けるのだったらできるかな?”など、興味を持ったことから子ども達が自分で出来るように援助を行っています。しかし、やっていく中でも”今日はやりたくない!”と思うときもあるようです。大人と一緒ですね(笑)そんな時は無理やりにせず、「今日は先生がやるね」と伝えてお休みする時も。

 

そのようにして繰り返し毎日やっていく事で、自然と身に付いていきます。ある日のおやつ後、食べ終えた0歳児の子が口を拭き、1人で立ち上がり自分の引き出しへ口拭きを入れていました。保育士が何も言わなくとも、やっている姿を見て日々の保育士の言葉掛けや関わり、習慣はとても大切なのだと改めて感じました。

 

保育士A・Ⅰ

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