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園のこだわり

子ども同士で学ぶこと

2023/05/17

新年度が始まり2ヶ月目に入りました。
2歳クラスから3歳クラスに進級した子どもたちは、お兄さんやお姉さんたちと一緒に生活して行く中で、少しずつ新しいお部屋やお友だち、先生たちにも慣れ遊びを見つけ楽しんで過ごしています。

345歳クラスでは、みんな一緒にお部屋や外で遊ぶ日もありますが、お部屋か園庭、散歩か園庭など、その日の遊びを自分で選択して遊ぶようにしています。
4歳5歳の子どもたちは、何度も選んでいくたびに自分でこっちにする!と決めたり、「◯◯ちゃんと一緒に遊びたいから、◯◯ちゃんが来てから決める!」と遊びたいお友だちと決める!などそれぞれ子どもたちなりに考えて選ぶ姿があります。

ある日の朝、「今日はお部屋か園庭で遊べるけどどっちにする?」と保育者が登園してきた子どもたちに声をかけていました。
何人かすぐに自分のマークのついたマグネットを持ち「こっちにする〜」と選びはじめましたが、3歳のお友だちで選びに来ない子もいました。すると5歳のAちゃんが「これだけじゃ分からないのかな?」と言ってその場から離れました。
どうするのかな?と見ていると、紙とあいうえお表を持ってきて何やら書きはじめました。

「◯の字はどれ?」と分からない文字は保育者に聞きながら一文字ずつ一生懸命書いていました。


書き終えると、選択するボードの横に紙を貼りその場に立って「今日は園庭かお部屋で遊べるよ!どっちにする?」と1人ひとりに声をかけはじめました。
保育者がいない時もずっと、ボードの前に立ちお友だちが来るたび選び方を伝えてくれました。
みんながきて選び終えると満足した表情をしていました。

年長組になり、年下の子に色々と教えてあげようと声をかけてくれたり、見て分かるように表示を作ってくれたりと、どうやったらお友だちが分かりやすいのか相手のことを考えて試行錯誤して関わる姿があります。
保育者、大人から知らせて行くこともありますが、子どもたちの中で色々と学んで行くことも沢山あるなぁと見ていて嬉しくなります。

保育士M.Y

 

ごはんの時間!

2023/05/10

5月に入りGWも開け、保育園ににぎやかな声が戻ってきました!
寒暖差や連休中の疲れで体調を崩しやすい時期ですが、子どもたちの元気な顔が見れることを毎日楽しみにしています。

 

4月から入園した0歳児の子どもたちは給食で離乳食を食べています!野菜の大きさ、お米の固さ、味付けの有無、食べたことのある食材かどうか……これらのことを確認しながら、給食室ではひとりひとりに合わせた離乳食を提供しています。

朝、保護者と離れるときは泣いていても、給食の時間になり食事が目の前に運ばれてくるとすすんでパクパク食べ始める子や「これはなんだろう?」「どんな味がするのかな?」ひとつひとつ確認しながら口に運ぶ子。保育士が差し出したスプーンに乗ったごはんを恐る恐る食べる子……それぞれ食事のスタイルも違います。お友だちの食べる姿を見たり、保育士の持つスプーンに興味を持ったり……いろいろなことを感じ取りながら子どもたちは食事をしています。

個人的な話になってしまいますが、大人になると食事の時間が「食べるだけ」の時間になりがちだなと感じます。一人の食事が増えたり、忙しさで食事自体が義務のようになってしまうこと、買ってきたお惣菜をお皿に移さずに食べてしまうこと(これは私がズボラなだけかもしれません)など……食事の時間を大切にできていないなと反省することがよくあります。

子どもたちにとっては毎日の食事も大切な学びの場だと思います。大人になって覚えているかはわかりませんが、保育園生活で仲のいい人とごはんを食べることが幸せだなと感じたり、出来立てのごはんがおいしかったりすることを感じてもらえたら嬉しいです。

 

栄養士 S.O

 

適応力

2023/04/26

4月も1カ月が過ぎようとしています。4月は一年で一番保育士がだっこやおんぶをしている姿が多くみられる月のように感じます。

その姿を見ると4月が始まったなぁと感じるのは、保育園あるあるかもしれません

子どもにとっては保護者から離れて過ごす初めての社会生活。

知らないところで生活するのですから、それはそれは不安でいっぱいですよね。

その子たちが、どのように保育園環境に慣れていくのかというのも、楽しみの一つでもあります。

子どもによってはそれぞれで、初めから保育士や保育園内の環境に興味を持ってかかわる姿もあれば、なかなか切り替われない子もいます。

でも確実に1日1日この変化に対応しようとする姿が見られ楽しく過ごせるようになっていきます。

1歳児の○○ちゃんはママと離れると大泣きで、保育士の手をとり入口の方へ連れていき「ママ来るかなぁ」と泣きながら何度も伝えている姿がありました。保育士もいろいろと興味が持てそうなものを見せたり誘ったりしますが、何日かそのような姿が見られていました。ある時保育士がアンパンマンの曲を流すと知っている曲なのか、一緒に踊りだし周りの子も誘われみんなで楽しんでいる姿が見られていました。

なんとなく楽しいものが見つかると、様々なものに興味を持てるようになり、保育士との関係性も深まる中で落ち着いて過ごせるようになっていきます。

5月の連休を開けると子どもたちは久しぶりの園で、また少し寂しい日が続きますが、子どもの適応力には感心させられます。

少しでも早く園生活になじんでいけるようにサポートしていきたいと思います。

保育士 N.H

 

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