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園のこだわり

あそびの中で発見する楽しさ

2023/12/01

年長児の2人が部屋の玩具を覗き込んでいる姿がありました。

何をしているのかと見ていると、透明の半円形の物をもち文字や小さいものに当てては「大きくなった!見てみて~」とお友だちと物が大きく見えることに大興奮していました。どんな物を見ても大きくなることに他の友だちや保育士に教えにきていました。

1人の子が同じ透明の玩具で四角いものを持ってきました。同じように物に当てても大きくならず、同じ透明なのになんで大きく見えたり、大きくならなかったりするのだろう?と考えはじめました。何人かで集まりどうして丸いほうは大きく見えるのか?四角いとそのままなのか?何度も何度も見るものをかえていました。

「あ!丸い形と平べったい形が違うかも!」

「虫眼鏡も丸い形かも!」

と虫や葉っぱなどをじっくり見る時に使った虫眼鏡も同じ形かもしれないと気づきました。
保育士が虫眼鏡を持っていくと、虫眼鏡と半円形の形のもので交互にものを見て同じように大きくなるのか何度も確認をしていました。

「やっぱり同じだ!」「丸くなってると大きく見えるんだ!」と何故大きく見えるのか発見することができました。
他の玩具でも同じように大きく見える物があるかもしれないとワクワクしながはお部屋の玩具探しにいきました。

本来は積み木として遊んでいる玩具が、半透明で覗いてみたらどうなるのかな?など疑問に思い、子どもたちなりに考えて発見する姿があります。

これからも色んな物に触れる中でワクワクしながら発見をして楽しんで欲しいです。

保育士M.Y

「ぶつかり合い」

2023/11/29

2歳児が生活するつぼみ組は日々元気に遊ぶ姿があります!

最近では話すことが上手になってきて一緒にお話ししながら遊ぶ事が増えています。「こっちおいで!」や「いっしょにあそぼう!」と言う声がいつも聞こえてきます。話せる言葉が増えてきたり「貸して欲しい!」、「様々な気持ちトラブルになるケースも多く見られます。自分の気持ちを言葉にしようとしてくれる子やうまく伝えられず手が出る姿も。そういったことを繰り返して伝え方、話し方を学んでいきます。

この写真はお友だちがバケツの玩具を引いて遊んでいたところに反対の紐を引っ張るお友だちが。「ぼくがつかってた!」、「こっちからひっぱってたの!」と取り合いに。少し見守って保育士が2人の気持ちを受け止めつつ、「どうしたら2人で使えるかな?」と聞いてみると1人の子が「じゅんばんこ、、、」と答えてくれました。「じゃあ〇〇君が使い終わるのを先生と待ってよっか」、「〇〇君も終わったら貸してね」と保育士が言うと待つお友だち。少しするとバケツを「どうぞ」と貸しに来てくれる姿がありました。

これからもたくさんぶつかり合っていきながら成長してくれるよう見守り、保育士の自分も環境を設定していきたいと思っています。

保育士K,S

乳児と幼児の関わり

2023/11/22

保育園では、園庭では幼児クラスから乳児クラスの友だちが一緒の空間で遊んでいます。
その中で幼児クラスの友だちが01歳クラスの友だちの手を引いて一緒に遊ぶ姿なども最近では見られるようになってきました。
ですが、園庭以外での関わりはあまりありませんでした。そこで園庭以外で遊び方を教えてあげたり・色々なお世話をしたりと更に関わりが深められるようにと11月から01歳クラスのお部屋にも遊びに行くようになりました。
そんなある日のことです。
345歳児の友だちにほし組・ひよこ組のクラス(01歳クラス)に行くか話をしていると、近くにいた4歳児のMくんがそれを聞いて「僕も行きたい」となりました。普段は同じクラスの友だちと遊ぶことの方が多く、なかなか園庭でも自分から乳児クラスの友だちとは関わって遊ぶことはありませんでした。
そんなM君ですが、いざ行ってみると始めは普段はあまり行かないクラスなので、いつもと違う場所に緊張した様子。とりあえず近くにある目に入る玩具を1人で触ったりしていました。
そんなM君の近くに1歳児の子が来たのでまずは保育士から「この子車好きなんだって。ブロックで作ってくれないかな?」と提案すると、「うん!良いよ。作ってあげる」と作り始め、「あれ付けると恰好良くなるんだよ」とその子の為に自分なりに考えながら作っていました。また他の子が来ると「この子も車作ってほしいな」という保育士の声に「良いよ!また作ってあげる!」作り始めてくれました。そこから緊張も解け、自分の近くに友だちが来ると「これやりたいの?こうやってやるんだよ」とやって見せたり。友だちが玩具が欲しそうにしていると「今これ繋げて作ってあげるんだ」と保育士が間に入らなくても自分から友だちの様子に気づいて作ってあげていたのです。


普段はなかなか見ることのないお兄さんな一面に保育士も思わず感動してしまいました。
お部屋を出る頃には「すごい楽しかった!また行きたい」と嬉しい言葉が。
ちょっとしたことかもしれませんが、こういったことから様々な関わりが増え、他人の為に何かしようという優しい思いやりの心が育っていくことを願っています。

保育士S・O

 

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