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園のこだわり

歯の生え変わり

2023/12/13

このあいだ異年齢クラスの中で、面白い出来事がありました。

特に年長児の子に、このぐらいの時期から徐々に出てくるのが、乳歯から永久歯への歯の生え変わりです。

あるとき女の子が、「なんか歯がへ~ん!!」と、みるとすこし歯のぐらつきが

女の子も触ってみるも、どうすることもできず すこしぐらつきが出て気持ち悪さもあるのか、どうしてよいかわからず泣いてしまい、その後もとても気になるようで、ずーっと触っているという姿がありました。

それは突然現れ、なんとも感じた事のないような変化や歯がゆさがあるんだろうなぁと

またある日今度は違う女の子Aちゃんが、食事途中に水道の鏡近くで、鏡を見ようと覗くもすぐ離れてまた鏡に近づいて、というのをずーっと繰り返していました。

「どうしたの?」と声をかけると

A「歯が抜けそうなんだけど怖くて顔が見れない」と、

見るともう少しで取れそうな感じに、

今度はテッシュを取るも歯がつかめず、

A「むりだ~」と

B「どうしたの」とBちゃん

A「歯が抜けそうなの」

B「歯を持ってくるって回してとればいいんだよ」

A「無理だよ怖くてできないよ」

近くで見ていたC君も

C「どうしたの」

B「もしかしたら今日歯が抜けるんだって

C「早くとればいいじゃん」

B「今やってるんだってば~」

A「怖くて取れない!どうしたらよい?」

C「歯医者さんで取ってもらえば?」

B「歯医者さんの方がもっと痛いよ」

A「怖い~」

その後もお昼寝前でしたが、テッシュを片手に

「取りたい~」と言いながらその後も歯と格闘していました

結果その日には抜けなかったのですが、気になっている姿を3歳児4歳児クラスの子もそこを通るたびになにがあったのが不思議そうに見ていました。

その2日後食事中に「抜けたー!」と見せてくれましたが、抜けたことにびっくりしたのか今度は涙が止まらずにあふれていました。

後で涙の理由を聞いたところ、抜けた歯をみて、怖かったそうです()

初めての歯の生え変わりに、初めて感じる体の変化をその子なりにどう感じて受け止めていくかという姿と、それを受けての周りの子の関わり方もとても面白いなぁと感じた場面でした。

保育士 N・H

ほしぐみの成長記録!

2023/12/08

寒さも増してあっという間の12月!子どもたちが入園したのがつい先日のことのように感じます。今回は私が受け持っているクラスの子どもたちの成長をいくつかご紹介させてください!
甘えん坊なAくんと食後のお着替えを一緒に行なっていたことです。保育士が「お洋服脱ごうね」と声をかけ、両腕だけを袖から脱がすとそこから自分で洋服の裾を持ち、上にあげる姿がありました。頭に洋服の首元が引っ掛かり少し手こずっている様子がありましたが、最後まで自分の力だけで脱ぐことができました!Aくんもお洋服が脱げるとにっこり笑っていました。


こちらは園庭遊びを楽しむBくん。以前は園庭に出ると慣れない環境だからかすぐに泣いて保育士に抱っこを求めていましたが、秋頃から園庭で遊ぶのにも慣れてきた様子!築山登りが大好きで保育士の手を借りずともすいすい登っていきます。頂上につき、保育士が「上まで登れたね!」と拍手をすると、Bくんも笑顔でぱちぱちと拍手したり、「あ!あ!」と保育士に手を振ったり、、、喜びを身振りや喃語で表現する姿が可愛らしいです。


最後に、遊戯室で遊ぶ日のこと。歩行が可能なお友だちは歩いてお部屋から遊戯室まで移動。遊戯室につくと子どもたちも早く入りたい!という気持ちが強くなるようですが、保育士が「お靴脱ごうね。」と声をかけると座ってお靴を脱ごうとする姿が、、さらにさらに!「脱いだお靴ははじっこに置こうね」と声をかけてみると自分で靴を持って端に寄せようとするお友だちも増えてきました!言葉の意味や見通しをもってお部屋に入る前は靴を脱ぐということがわかってきているんだなととても感心した場面でした。


子どもたちの目まぐるしい成長に驚かされる日々ですが、一つ一つの成長や達成された喜びを子どもたちや保育士間、そして保護者の方と一緒に積み重ねていけたらと思います。

保育士M・W

地域の子の成長をみる一時保育

2023/12/06

一時保育はリピーターの方も多く、1人のお子さんの成長を長く見られ、担当との絆が深まっているように日々感じます。
月齢7ヶ月から一時保育を利用しているCくん。2歳半となった今、言葉が溢れるように出てきています。毎日の登園ではないので、1ヶ月前に登園した時との差が大きいです。
午前のおやつでオレンジジュースを口にしたCくん。「すっぱい!」と言った表情には思わず笑ってしまうと同時に、味の表現の言葉も覚えたのだと驚きました。
エレベーターが好きなCくん。エレベーターの場所を覚えていて、各階を一緒に見て回りました。指差しして「きいろ!」とエレベーターの色を言います。最近は数字にも興味が出てきたそうで、階段の段毎に貼ってある数字の掲示を身をかがめて見て、知っている数を言っています。
以前は給食に見向きもせずに遊んでいたこともありましたが、最近は給食が運ばれてくると「うわー!」と声を上げ、すぐさま椅子に座ります。まずバナナを食べると、次にキュウリ漬けをパクリ。苦手だった野菜を食べるようになり、食の幅が広がってきました。
給食でサラダを完食したことに親御さんが驚かれて、「レシピを教えてください」と要望された時は、栄養士がメールでレシピを伝えました。後日「家でも食べました!」と喜びの声をいただきました。家庭中心で育てていらっしゃる親御さんの手助けが少しでもできているのかなと嬉しく思います。
保育士 N.W

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